ジジイがジジイに草刈りを依頼することが多発するかも…

健康寿命はさておき、世界でもトップクラスの長寿を誇っている我が日本。
それゆえに、80代の親から60代の息子や娘へ、田んぼや畑等が相続されるケースも珍しくありません。
「あーあ。世が世なら、ありがたい資産として受け取ってただろうけど…はぁ…」
そんな悩ましいため息が連発されているのを感じます。何となく肌感で。


ひと昔前(それ以上?)なら…
「じゃあまぁ、オヤジの引継ぎで農業やるか」
となるのは、きっとごくごく自然。
ですが、現代は事情があまりにも違う…

子ども世代は早いうちから都市部で生活していたり、そもそも農業とは無縁の仕事に就いていたりするのが本当に多い。
地元を離れて長年暮らしていると、農地との距離は物理的にも心理的にも疎遠になってしまうのは当然と言えば、当然。
「今さら土いじり出来ねぇなぁ…それなりに歳いった俺みたいなジジババのド素人にはハードルが高ぇよ…」
みたいな…?

ただ…農地を相続すれば、必ずと言っていいほど問題になるのが『管理』
農業をしないとしても、土地は放置出来ません。
特に田んぼや畑は、放っておくとあっという間に雑草が生い茂り、場所によっては近隣へ影響が出てしまうことも。
お隣同士とかだったら、一蓮托生みたいな状況とかありますからねぇ…
ぶっちゃけ、行政も口を出してきます。
※以前に体験談ブログを書いているので、よろしければ併せて読んでみてね。
その①…農地利用意向調査が送られてきたら…?①
その②…農地利用意向調査が送られてきたら…?②



いわゆる『草刈り問題』は、かなりのあるある。
まぁ…かなり面倒でございます。

…この草刈り。
やってみると分かりますが、なかなかの重労働。
だだっ広い土地だと、なおさら体がキツい…
草刈り機の扱いには、ある程度のコツも必要。
※私自身、父所有の草刈り機を利用したことがあるのですが、なかなか難しかった…

あと、そもそも機械を持っていない人も多いですよね…
ちなみに…夏場の炎天下での作業は、体力的&精神的にかなりキツい。

となると、どうなるでしょうか?

例えばですが…
60代の相続人(一般的にはジジイ世代)が、自力での管理を断念。
同じく高齢の方々が多く所属するシルバー人材センターなどに草刈りを依頼する、という構図が生まれるのでは?

端的に言おう。
『ジジイがジジイに草刈りを依頼する』
という、ちょっと不思議な香りのする状況が各地で発生だ!
今後大量発生???

もちろん、シルバー人材センターの方々は経験豊富で頼りになる存在。
とかく人手不足に悲鳴をあげている地域にとって、重要な役割を担っているのは間違いありません。

ただ一方で…
本来なら…昔なら…次の世代に引き継がれるはずだった作業が、同じ世代内で循環することに。
そんな構造には、少し考えさせられますね…何かを。

今はなんだかんだどうにかなっても、いずれは…
土地はある。
でも管理する人がいない。
ぴえん。

そんな事態になるような気も。

得体のしれない危機感のようなものがじわじわと広がっていく中で…
『農地をどうやって維持していくのか』問題は、これからますます現実味と真剣味を帯びてくるだろうなぁ…


この問題、ある意味歪な道化のようなモノ…なのかもしれない。
まぁ…笑おうにも笑えないかな…正直。

コメント

タイトルとURLをコピーしました