女性のセミリタイアが少ない理由(独身編)

前回は『既婚者編』でしたので、今回は『独身編』になります。


独身編と銘打ってますが、女性全体に言えることも語っています。

ところで私が『セミリタイア 女性』と検索した時『30代』は候補に出てきませんでした。
『セミリタイア 女性 40代』『セミリタイア 女性 50代』なら候補として表示されるのですが…

30代で女性がセミリタイアというのはごくごく少数派…それも納得です。

よほどの高給取りの女性(特定の職種や手段によって)でないと概ね男性に比べて低収入です。
私も事務職だったこともありまして、手取り20万にはほど遠い額で給与は抑えられていました。
そして私も経験しましたが、ある一定の年齢から昇給しないケースもあります。

『男女共にバリバリ働こうぜ☆』


という国の方針の割に男性に頼らないと(貴女の旦那に金は頼ってね前提のような)カツカツ給与設計な企業が多い気がします。

私は実家暮らしさせてもらっているのでその分貯蓄に回せましたが、女性で1人暮らしとなると…かなりキツい気がします。
準ほったて小屋のようなセキュリティーの部屋には自己防衛の観点から住めませんし、それなりの家賃がかかります。
そして固定費含む生活費諸々を差し引くと、貯蓄ペースなど鈍亀です。


さらにこれは男女関係なく人によってですが…

車を所有したら一括でなければローン返済。
大学を奨学金で卒業したら一定額定期的に返済していかなくてはなりません。
俗に言う『親ローン』(親が一時的にお金を立て替えてくれる)を使える人はいいですが、全ての人がそのような境遇ではありませんよね?

私が軽くベラベラ喋ってるだけでも、やはり女性はセイミリタイアしにくい条件がかなり揃っているように思えます。

今まで書いたものと被るものもありますが、下記に女性のセミリタイアが少ない理由をちょっと整理してみました。

①男性に比べて収入が少ない方が多い

②男性に比べて身なりにお金をかける方が多い(見かけに見栄を張りやすい)

③自分自身を守るための費用がかかる(セキュリティー等)

④男性より長く生きる為、男性よりもリタイア資金が多く必要

⑤男性に比べて投資に消極的な方が多い(投資と聞いただけでアレルギーみたいな反応する人もいたり…)

これに関しては気持ちはすごく分かるんですよね、私。
私が初めての投資(株投資)をスタートしたのは20代後半からなのですが、20歳過ぎて父から株の話は聞いていました。

しかしながら…
(うわ。うっさん臭い。株なんてギャンブルじゃん…)
と一蹴していました。ずっと。

ただ、転機がありまして…自分でこの本めちゃくちゃ売れてる株の雑誌 ザイが作った「株」入門(当時の最新版)を買って勉強した思い出が。
今思えば…もう少し早く一念発起して、時間を味方に出来ればよかったなーと後悔している節もあります。

※ちなみに仕事そのもの(内容やストレス)では、私は男女関係なく職場によると思っているのであまり差はないと個人的には思っています。

現実的なところを言うと、女性のセミリタイアはかなり険しい道のりだと言えると思います。


本人が超有能であったり…
何かしらの重荷や足枷がなかったり、緩かったり…
誰かからの援助が手厚かったり…


そういう場合は事態は好転するでしょうが、一般的な女性(あえてこう表現させて頂きます)は目指すにあたり、なかなかの根気や覚悟が必要なのは言うまでもないかもしれません。

コメント

  1. deds より:

    女性の場合結婚というセミリタイア方法があるからなあ。それをセミリタイアというかどうかだけど

  2. ある より:

    男性の職、収入が不動の安定時代だったら、正直そういう思考で結婚する女性は少なくないと思います(;´∀`)
    その場合、男性が仕事で女性が家事という分担制をATM扱いだと捉えるか、内助の功と捉えるかで家庭が上手くいくかどうかが決まるのかな?(分かりませんが)
    私自身は女性なので、例え女性1人であってもお金の面でも待遇の面でも、不安のない生きやすい社会を望みます…(;^ω^)

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