『退職代行モームリ』が、モームリになった。

少し前に世間をざわつかせた退職代行サービス『モームリ』の夫婦逮捕の件、ご存じでしょうか?


『モームリ』が、文字通りモームリ(お手上げ状態)で逮捕されちゃったなぁ(笑えないけど)という感想しか湧かないかも。
少なくとも私はそうです。

内容についてかいつまんで言えば、越権行為と金銭の問題で。
退職代行という立場を超え、弁護士の領域にガッツリ踏み込み『紹介料』という甘い果実(お金)を得ていた疑いが持たれています。
正直、私達一般ド素人には、制度や法律の線引きは分かりにくい部分があってピンとこない。
だけど、こういうサービスを提供する会社が…
「知らなかったんですぅ~」
では済まされない世界なのは、当然でしょうな。

それにしても、これまで多くのメディアで誇らしげに自分達の仕事を語っていた姿を思い返すと、少し複雑な気分になりますね。
弱い立場(と推定される)の人を救う仕事なんです!と自信溢れるあの姿…
それには仮面や虚飾が多く含まれていたんだとしたら、何だかねぇ。虚しい。
こういう本(今の会社、ヤバいかも!? 3万人の「もう無理!」でわかる会社の見分け方)まで出してるみたいだし…なぁ…うーむ…

もちろん、最初は…あるいは今もなお、お金だけではない情熱が存在する可能性は否定出来ないです。実際、そのサービスで救われた人が多数いるのも純然たる事実だろうし。
ただ、いかんせん業界内で最も目立つ存在だったのは本人達も重々承知していたはず。
…た、たぶん。
となれば、各所に特に目を付けられやすいのは自然な流れだと気付かなかったのかな。
危機管理能力、という言い回しが適切なのかはアレですが、それが甘かったのかもなぁ。
まぁ、大前提やっちゃイカンことはやっちゃイカン、ですが。

個人的には…起こるべくして起こった出来事。そんな印象。
そしてこれは、モームリだけの問題では終わらない話かと。
恐らく他の退職代行サービスへの見せしめ、あるいは警鐘の意味合いもきっと含まれてるんじゃないかな。
『正義』『善意』『信念』を強く掲げる仕事ほど、自分自身を戒めなければ自滅してしまうのかもしれないな…
なんて思った今日この頃です。

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