『仕事ごっこ』を読んだ感想。

ド直球なタイトル通り、ド直球な内容です。この『仕事ごっこ』という本は。


『仕事ごっこ』とは…
かつては合理性があったけど時代や環境もろもろの変化で形骸化した仕事や慣習。

この本には、私のブログでも時々登場している会話形式のやり取りがあるので読みやすいです。

↓こんな感じのですね。
Aさん「おはよー!」
Bさん「おはようさん。もう、11:59分だけどねー♪」

…さて、これがガチ(真剣)な内容でありながら、表現が面白い。
このパートだけでも読む価値アリ。



私が前職で特に『仕事ごっこ』と感じたのは、この本にもある『紙の作業』ですね。

書面作成してから郵送され、担当者の手元へ届くまで何ステップも踏まなければいけない。

その過程で特に思い浮かぶのは…
①印刷する際の紙やトナー切れ。
※自分の後ろに列が出来ると5割増で焦る

②異常なまでの書類の体裁へのこだわり(上司の)

※微妙な言い回しの変更やあえて漢字をひらがなにするべきという注文等があったなぁ(遠い目)

③上役のハンコが必要な時に限って、決裁者がつかまらない


④担当者である自分のハンコに文句を言われる(色が薄いとか雑とか)


⑤郵便局に急かされる(郵便局が閉まるギリギリに郵便物を持ち込むと苦虫を嚙み潰したような顔をされる)

※年末とか地獄
これ以外にもネタはたっぷりあります。

自分の会社ではありませんが、先方からの郵便物が封をされていない状態で届いたことがあったなぁ。
(ヤ、ヤベー…情報漏洩しているんじゃないの?)
と他人様の会社でありながらも、心拍数がヤバかった。
最初から封を忘れたのか、はたまたのり付けが甘かったのか…果たして?


しかしながら、紙から電子へなかなか変えられないんですよね。
社外の人達が関わるとなおさら。
まさにジレンマ。

『電子が基本!紙はオプション!』
くらいにスパッと割り切れたらいいんですがねぇ…

最近、各種の請求書とか電子化が進んでいるじゃないですか?
「紙で郵送して欲しい?それなら、追加料金取るからな!」
的な感じで。

あれが各所で広まれば、あるいは?
郵送する為の人件費ってバカにならないもの。

後、この本でおすすめなのが『管理職ごっこ』の小話。
シュール&皮肉で笑える。色々な意味で。

機会がありましたら、この『仕事ごっこ』という本、是非読んでみて下さい!

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