「バビロンの大富豪!?何かのゲームか?はたまたファンタジー小説のキャラか?」
タイトルが目に入った瞬間、そんなことを思ってしまったワタクシ。
もちろん、違いますよ!
平たく言えば『ビジネス書』と言って差し支えないかと思います。
本書が書かれたのは1920年代。
現代と比べ社会背景や経済情勢などはずいぶん異なります。
しかし、本書の核心である『繁栄と富と幸福の原則』は全く不変。色褪せることはありません。
むしろ温故知新。
現在の日本においてこそ、噛みしめる必要がある内容かも。
↓この『バビロンの大富豪』という本を!

収入から何としても貯金するんだ!
欲望は際限がない。だから優先順位が大事だよ!
貯金したままじゃなくて、それを働かせなくちゃ!
お金をしっかり守ろう!
…等々。
「確かに現代でも十分通用する内容だな」
と納得するものが書かれています。
ただ…そこらへんにある小難しいビジネス書と違うのは…
『ストーリー仕立て&基本的な内容をより丁寧に分かりやすく』
を強く意識したんだろう、という点。
私は特に『奴隷に堕ちる』→『何やかんやある』→『自由人への復帰』というお話が印象的でした。
「なぜかいつも財布が飢えているんだよな。給料日前とか悲惨」
「貯蓄?投資?ナニソレ、食えんの?」
「金のこと?メ・ン・ド・ク・サ・イ」
という方には特におすすめです。
ちなみに私はAudibleで聞きました。
先ほど書いたように、ストーリー仕立てなので朗読だと臨場感があって頭によく入ってきました。
何より面白い!
本書はAudibleの読み放題対象作品(私が聞いた時)だったので、無料体験キャンペーン等にぶつかればタダで楽しめるかも?
とはいえ、こういうジャンルは本じゃないと頭に入ってこないんだよね…というタイプの方は本が良いですね。
そこはお好みかと!
エンタメ要素もある『バビロンの大富豪』是非、読んでみてはいかがでしょうか?
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