この本(官僚生態図鑑)に『スマート農業』についての言及がありました。
「官僚の生態図鑑なのに!?」
「そう。官僚が関わることは、すべからく触れていくスタイルらしい!」
そもそも『スマート農業』とは、ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現する新たな農業のこと。

ちなみに…『農業』と聞いて皆様が真っ先に思い浮かべるのは、結構泥臭い(というと失礼かもですが)ものなのではないでしょうか?
農民・田吾作「今年は豊作で米俵がいっぱい出来そうだなぁ…おう、与作!そろそろ飯にすっか?」
農民・与作「ああ、そだなぁ。もう少しでキリさァつくから田吾作は先に食ってくんろ!」
ちょっと極端に書きましたが、時代が移り変わり農業機械が登場していても根本はこのイメージなのではないでしょうか?
『地道』
『人力』
『助け合い』
という感じ。
ただこれからは…様々な業種でも広がっているように、出来るだけロボット技術活用やシステム化(自動化)を進めていかなければならないと思います。
少子化の是非はともあれ、少ない人材で回していくなら必要なことだと思うんですよね。
しかし、この本の著者である森永卓郎さんは『反対派』です。
そもそも『スマート農業』はあるのに『スマート医療』がないのはなぜか?ということを、まずは投げかけています。
その理由は、システムが間違った判断や行動をした場合、『命の責任が取れない』から。
森永さんは『スマート農業』も同じく命に関わる(日々口に入れるものを作っている)のだから反対!という意見。
確かに、仮に『農薬を通常の10倍』とか間違って散布したら…?後の祭り。
そういったゾッとするミスを考えると怖くなります。
が、そこはトライアンドエラー。
試行錯誤して改善していくしかないんじゃないかな、と思います。
システムのご乱心を防ぐシステムや人の目での監視等を組み合わせたりして、最善を見つけていくしか。
どうしてこのようなお話をしたのかというと、私が『当事者』だからです。
故・祖父から母へ相続された『農地』が複数あり、正直持て余しているのが現状。
私自身、たまに『じゃがいも』等野菜を作ったりしているのですが…かなり細々。
※じゃがいもなら種芋500gでも、いっぱいいっぱい(^^;)
なりゆきで農地を相続した人が、国へ手軽に農地をお渡しすることが出来ない以上…
※これについては、以前のブログ(相続で取得した土地を国に返せる?国庫帰属制度とは。)で書いていますのでよろしければ。
今まで農業ド素人の人でも気軽に農作物を作れるような『農業革命』が起きればいいなぁなんて思っています。
あ、もちろん出来るだけ自己負担なしで!(切なる願い)
皆様はどう思われますか?
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