結婚を金融商品に例えているところが奇抜で面白かったです!

勘違いして欲しくないのは、もちろん結婚は損得勘定だけでするものではないでしょう。
しかし仮に…あくまで仮に感情(愛とか)をとことん排除して考えるとしたら…?
この視点が興味を刺激しました。
例えば、高所得男性が女性とゴタゴタと争って離婚する場合。
その男性と同等の生活をするための生活費(離婚に向けて争っていても現在はまだ夫婦だから)を月に○万円渡さなければならないとか…
まさにATMマシーン。
逆に、億万長者のボンボン無職息子が年収300万円OL女性と離婚する場合。
離婚が決定するまで女性の方が男性にお金を支払わなければならない。
実際にそうなるかは別として、ストレートに考えるとこういうイメージです。
純粋な慰謝料よりもむしろこちらの負担の方がヤバいかも…

日本最大ホラー、ミステリーレベル(?)かもしれない。
逆に言えば、お金を頂く側になれば儲かりますわなぁ…ウハウハ!?
作中で…
『結婚相手の選び方は株式投資と同じ』
というのも、私情を入れずに客観的に考えるとその通り。
このように『結婚』『離婚』に関するお金回りにとことんこだわった研究本。
レビューの評価も上々のようなので『損する結婚 儲かる離婚』読んでみてはいかがでしょうか?
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