『「ハラスメント」の解剖図鑑』を読んだ感想!

この世には、この時代には、たくさんの『ハラスメント』があります。
昔は『名もなきハラスメント』だったものが、名前と明確な実態を帯びたモノとして存在。

「なんでもかんでもハラスメントハラスメントってさー。バッカみたい…」
そう思う方もいらっしゃると思います。(それも、実はハラスメント)

しかし、そんなあなたもこの本のいくつかのものは『やられた側』になっていると思います。
それだけこの本は、ハラスメントを網羅しまくっています。

さすが…

『「ハラスメント」の解剖図鑑』と銘打っているだけあります。何せ『図鑑』だから。

とは言っても、学習図鑑のような堅苦しさはなくて…
各ハラスメントごとにギャグや皮肉たっぷり(誉めてます)のイラストがあって面白い。
ぶっちゃけこのイラストだけでも直感的にハラスメントが分かるし、心にストンと落ちる納得感があります。


本について少々語らせて下さい。

代表的なハラスメントの1つである『パワハラ』であっても、こちらの本はそれをメッチャ細かく分析。

例えば…
【精神的攻撃】
「あのさー、お前やる気ない訳?」


「俺が若い頃はもっと仕事出来たけどなぁ。時代かなぁ…いやーそれとも…な?」


【過少要求】
部下「えーと…シュレッダー以外に仕事は…」


上司「ない。以上!」


【過大要求】
上司「明朝までにプレゼン資料作成よろしくな☆」


部下「えっ?(今、夕方5時だけど?)」


【人間関係からの切り離し】
部下「部長!この件についてお聞きしたいことが…」


上司「1分で終わらせろ。それ以上は俺の時間がもったいない」


部下「は…?(無理難題言ってんじゃねーよ!)」

等々…

ちなみに…ハラスメントの種類で、個人的に私が気になったものを2つご紹介。

『ワクチンハラスメント』…ワクチン打ってるか打ってないか?のヤツ。
ひところ猛威をふるったコロ助(お察し下さい)のワクチンが代表的ですね。
…私は諸事情により1回も打っていないので、真っ先にターゲットにされるだろうな…

『マスクハラスメント』…マスクしてると気に食わないヤツの言いがかり。
コロ助があったせいか、最近は軟化傾向…なのか?
私自身の経験談としては…コロ助流行前、会社の朝礼当番担当時はノーマスク奨励でした。
※皆の前で話す時にマスクをしているとなぜか煙たがられた…(^^;)

仕事をしていてもいなくても、日常にはびこるハラスメントの総力特集『「ハラスメント」の解剖図鑑』是非、読んでみてはいかがでしょうか?
私個人としては…ふわっとした認識が、少しは変わったような気がします。
何よりユーモアがあって楽しいし、読みやすい!

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