『タピオカ屋はどこへいったのか?』の感想!

↓こちらの本『タピオカ屋はどこへいったのか?』を読むきっかけになったのは、あるYouTubeでした。


チャンネル名は『脱・税理士スガワラくん』
ユーモア&ゆる明るい雰囲気を漂わせています。

ですが、スガワラくんとお呼びするのは失礼なくらいベテランの方(1975年生まれなので年齢的にも)ではあるんですよね。

ただ、それを感じさせないしゃべりの軽快さ(方言も含む)が心地よい。

そして…
聞きやすい語り口なのと同時に、語る内容は濃厚なクラムチャウダーを食べているような感覚と言いますか…
「あ!それ気になってたけど、聞きかじりで詳しく知らなかったんだよね」
「へぇ、そうなのか。内情はドロドロだなぁ。うわぉ…!」
「タイムリーな会社の話だ!そしてお金の話だ!もっと聞いてみたい!」

皆の興味関心がありそうな話題を取り入れる才能に溢れているんですよね。
サムネ(動画の表紙のようなもの)も、分かりやすいし。

だからついつい色々な動画をポチポチ。
ポチポチ…が止まらない。

↓例えばこちらの動画。
『支払ったものが還付される!?輸出業をやっている大企業のみが優遇されている謎の仕組みの裏側を暴露します!』
実は、全国民と深い繋がりがある『消費税』について語っています。
ご存じの方も多いかもしれませんが『消費税の闇』については見応え&共感や憤りを感じる場面があります。


そして、野次馬根性満載で楽しく見られるのが『企業の浮き沈み動画』達。
↓一例を出すと…
『パチンコ屋の閉店ラッシュは止まらない?パチンコ産業の衰退から経営者が学べる事とは?』
※具体的な企業名が入っている動画もあります。
ついつい食い入るように見ちゃうんだよなぁ…(^^;)

他、税理士関連(色々な税金についてや、税務調査攻略法諸々)の情報等、動画の種類は多岐に渡ります。

難しいものをそのまま難しく伝えるのではなく、難しいものを平易な表現で伝えて下さるのが良いですね。
必要とあらば、分かりやすくするために細かい情報(数字を出すために使用した長い計算式とか)をバッサリ削ぎ落とすセンスも良いなと感じます。

という経緯がありまして、菅原さんが本を出しているという情報を聞きつけ読んでみました。

『タピオカ屋はどこへいったのか?』という、タイトルだけで興味をそそられる本。

一時期タピオカ屋さんが大流行(過去にもブームがあったらしいけど)し、沈静化した後は業態転換をしたであろうお店。
『忍法★変わり身の早さ』というと、聞こえが悪いかもしれませんが…
『ブーム』から次の『ブーム』へ渡り歩くのはビジネスとして当たり前で王道!

…もちろん、儲かるからさ(^^♪
ビジネスとは、戦略とは…という内容を初心者にも分かりやすく解説してくれているのが本著。

サクッと読める導入漫画や図解を取り入れており、分かりやすさの冊子版。
正直、一字一句読まなくても(読むのが苦手でも)太線で強調している部分を読めば割と内容が理解出来たりします(※個人の感想です
「もう一度読んでみようかな…」
と二度目以降にガッツリ読むというのもアリ!?かも。

『タピオカ屋はどこへいったのか?』は、私見ですが結構読みやすいので、是非お手に取ってみてはいかがでしょうか?

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