煽り運転された事故だとTwitterで主張。そこから悲劇が生まれた。

2月に「こいつに煽り運転されて突っ込まれた」という趣旨のツイートがあり、世の中に波紋を広げました。
ツイートで呟くだけではなく、そこにはツイート主の相手方の顔や車(もちろんナンバーもハッキリ分かる)の写真が添付されていました。

この事故は瞬く間に拡散。

同時に…この事故に関するこの方の主張・情報だけを鵜呑みにして、相手方の個人情報を割り出す方が出現。
当然の流れ(?)で、氏名他詳しい個人情報を特定・公開(流出)騒ぎへ。

しかし、相手方のドラレコ(ドライブレコーダー)には、動かぬ真実が映っていた…

むしろツイート主が煽り運転をしているし、事故後の双方での話し合いでも暴言吐きまくり。

詳しくは割愛しますが、よくもまぁこんな暴挙に出たものだなぁ。
自分の車にはドラレコがないからと言って、相手がドラレコを付けていないとは限らない。
…というか、物騒な時代の自己防衛として付ける方が多いでしょう。

ドラレコ映像があれば、あっという間に嘘とバレてしまうと分かっただろうに。

しかしながら、仮に両者に『ドラレコがなかった』としたら?
事故の目撃者が、運悪くいなかったとしたら?
防犯カメラがあったとしても、真相究明の間好き勝手にTwitterにあることないこと書かれて、嘘がはびこってしまったら?

この事故は歪な方向に向かっていただろうし、真実に辿り着くまでかなり面倒なことになっていたのかもしれない。

この件からの教訓。
自分に個人を特定出来るスキルがあったとしても、早とちりをするととんでもない大事になるということ。

『社会正義の為』になるはずが、一転『ほら吹きの片棒』を担ぐのなんてたまりません。



お金も貰っていないのに(多分)こんな重大なリスクを負うのは、キツ過ぎる…

触らぬ神に祟りなし…プロではないのなら、やらない方が安全です。

そして、Twitterで炎上を単にふわっと傍観している側も…注意しとかないとですね。
何気なく良かれと思って呟いたものが、後で暴言だ!名誉毀損だ!と訴えられないという可能性はゼロではありません。
ヤベーことを引き起こしてしまった&巻き込まれてしまったと後悔してしまうことになりかねません。

どの立場であっても『冤罪』には十分慎重にならなくてはいけないなぁと感じた一連の流れでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました