あつかましさ、ほどほどに必要かもしれない!

「あの人あつかましいわねぇ…恥っていう言葉知らないのかしら?」

「本当よねぇ。何だったかしら、アレよあの芸人の…」


「…お笑いは専門外なのよ。ごめんなさいね」


「ッ!思い出したわ!右から左へ受け流すってヤツよ!ほらムーディー何とかって」


「ああ!無駄に歌唱力がある方ね!懐かしいわぁ」

…と、謎の小芝居からスタートしました。



ようこそ!

まぁ『あつかましさ』と一口に言いましても…
本人に全く自覚がない『天然系』と自覚ありまくりの『悪意系』(と分かりやすく言います)がありますよね。

自分にとって親しい間柄ならいざ知らず、他人のソレを見抜くのは至難の業ですよね。

私自身の考えとしては、自覚した上で割と『あつかましさ』を表に出すのはアリなんじゃないのかな、なんて思うんですよ。

「そんなこと言ったって、恥ずかしいよ!人の目が気になる!」
という方、多いと思います。



国民性かなぁ。
だからと言っては何ですが…それを逆手に取ってのビジネス活動って多いのではないかと。

「さぁ、皆!僕と一緒に引っ掛かろう!」(オイ…)


例えば、街中やショッピングモール等人がたくさん集まるところで配っているポケットティッシュ。
大抵は…
ポケットティッシュ配り人「どうぞ~」
ペコッと会釈して差し出されたポケットティッシュを受け取る。

(ティッシュゲット、ラッキー♪)
と言う感じでその後スタスタ退散…というパターンだと思います。

(えーッ?人と関わるのメンドクセーわ)
と思ってそもそも相手にしない方も多いかもしれません。



私の実体験を話します。
ある日とあるショッピングモール内を闊歩していました。


ポケットティッシュ配り人「どうぞ~」
ペコッと会釈して差し出されたポケットティッシュを受け取る私。
その瞬間、餌に食いついた魚を釣るがごとく迫ってくるポケットティッシュ配り人。
「○○に興味ありませんか~?」
と言われました。

普通の(?)人は…
(ポケットティッシュ貰ったから、少しだけ話を聞いてもいいかな)
と、多少は時間を割いてあげると思います。

しかし、私は…
「あ、興味ないです!」
と言って、去りました。

お互いがお互いの時間泥棒になってしまいますから、妙な気遣いはお互いの不幸の源になってしまうのだよ…

そしてもう一つの実体験。
当時社会人だったのは覚えているんですが、正確な時期が思い出せないほど昔にケンタ(ケンタッキー・フライド・チキン)に行った時の話。

オープン記念かリニューアル記念か分からないけど事前に『無料クーポン』とか配ることあるじゃないですか?
紙の広告の一部スペースにクーポンが印刷されているのをハサミで切り取って持って行くヤツ。
アレをケンタの店頭に持って行ったんですよ。

店員「(フライドチキン1本無料クーポンを受け取って)他にご注文はありますか?」

私「大丈夫です!」


店員「…………(え、何も買わんの?マジ?)」


私「………」

という謎の間と気まずい雰囲気が流れましたが、そのままフライドチキン1本ゲットして帰りました。

言いたいことは分かります!
「お店側からすれば…無料クーポンをきっかけに、他の商品も買って欲しいってことじゃね?」
ですよね。

それが戦略なのは分かります。
だからこそ…あえてハマらないぜ!みたいなひねくれたところがあるんですよね、私。



それに…その当時はケンタッキー・フライド・チキンは結構高いイメージだったんです。
今みたいにリーズナブルなケンタランチもなかったと思うし…(アレ、いいですよね!)

まさに『あつかましい』ド真ん中だけど、別に悪いことはしていない。
そうさ、そう思い込まないと恥ずかしさで地中に埋まって出てこれないよ(^^;)

もちろん人に迷惑を掛けるレベルはダメだけど、ほどほどの『あつかましさ』『たくましさ』はこのご時勢に必要なのかもしれない。

度胸が嫌でも身に付くだろうし…
日常生活や会社生活で、ワンチャンもしかしたら役立つかもしれない。

とはいえ、人に迷惑を掛けるレベルはダメ(2回目)

皆様は、このようなご経験ありますか?

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