ドトールコーヒーの足跡『巨富への道』を読んで。

大富豪になる5つの条件、そしていくつかの大企業の紹介がされている本書『巨富への道』

もちろん全体的に興味深い内容なのは間違いないですが、今回は第六章のドトールについて話したいと思います。
理由は、私が気に入っているコーヒーチェーンだからです!
ただそれだけのシンプルな理由。
世代や性別を問わずに、多くの方が利用してきて、これからも利用されるであろうドトール。

特に関東圏の方には馴染み深いかもしれませんね。

ドトール一門の中での個人的おすすめは『ドトール』と言いたいところですが…
ここは『カフェコロラド』かな、やっぱり。
過去のブログ(カフェ・コロラドで1人モーニング!)でもご紹介しているので、具体的にはそちらをご覧下さいませ。

地域密着型で良い意味でチェーン店臭がしないのが、面白いんですよね。
昔ながらのマスターの喫茶店みたいで。
何ならチェスやカードゲームとか置いてそうなイメージ。

この本の中でも重要な場面で出てくるこのお店。

時は1972年。
『明るく健康的で老若男女ともに親しめる店』をコンセプトに一号店が東京にオープン。

私も訪れたことがある(一号店ではない)のですが、お店の食器が素敵。
カタチから入るとはよく言いますが、お店全体に流れる雰囲気を含めてまさにその成功例ではないだろうか?

もちろん、コーヒーも食事も見かけ倒しではない。
だからこそ『ドトール一味』でも根強いファンがいて、お店が現存しているのだと思う。

とはいえ、主戦力はやはり『ドトール』でしょう。

「カウンター式のセルフサービスで低価格のコーヒーがいいんじゃないか?」
とパリのカフェをパク…ヒントに現在のように大成長!!

当時の日本人の感覚では…
「立って飲食するなど下品の極みじゃわい!」
という意識が強かった中、スゴい英断だなと思います。

恐らく、危機感があったからこその…というのもあるんでしょうが。

しかしだからと言って『良品廉価』のドトールの一貫したビジネスモデルが崩れることはない。

このようなしっかりとした姿勢や信念があるからこそ、多くのファンがいるんだろうな。

皆様も機会があれば『巨富への道』読んでみて下さい。

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