『ガツン、とみかん(有名なアイス)』並みにガツンと来た!
まず、表紙がコレだもんなぁ(もちろん賞賛しています)
普段ロックっぽい本はあまり読む方ではないのですが、刺激的だったのでご紹介します。
ある意味『新年明けましておめでとうございます』向きの刺激物(失礼)という趣旨では、良い本なのではないかと個人的に勝手に思っています。
鬱々として嫌々社畜として働いている日々。
そして数々の疑問を持ちながらも、朝になれば会社の門をくぐっている自分。
「あー、俺すっかり染まっちまったな…別にこんなのを目指していた訳じゃねーんだけど」
そんな愚痴の1つも言いたくなる今日、明日、そして明後日と続いていく。
こんなことを言って煽りまくり、別に転職や退職を勧めている訳ではありません。
この本は、いったん立ち止まり気持ちを奮い立たせる内容だと感じました。
その名も『這いつくばった奴が生き残る時代 道あけてもらっていーすか?』という作品。
↓作者の方が美容師。そして経営者です。
なので、これから起業をする腹積もりの人にとっては特に…
「もしかして、俺への激励なんだろうか?」
と思うほど、熱く深く心に響く言葉が多いと感じます。
そうでなくても、ロックやパンクな精神に触れられるだけでかなりの人が勇気付けられるのではないだろうか。
関係ないけど、お年の割に(というと失礼かもしれませんが)メチャクチャ若く見える…
20代ではないかと錯覚するほど。
これも美容師ならではの矜持や、本人の美やオシャレに向ける熱の賜物なのかもしれない。
…知らんけど。
↓のし上がる精神もあるけれど、優しさが感じ取れる言葉も。
「俺の人生は、俺が決める!」
「ったりめーだろ、誰のための人生だっつーんだよ!?」
読み終わるとそんな気持ちになる。
他に私が印象に残ったものを取り上げますと…
↓これは、要は言葉の受け取り方次第。味わい方次第ということを言っている。
閉塞感からくる生き辛さが、常に付きまとう世の中だけど…
そして、自ら生き辛さの幻影を作り出している面もあるんだろうけど…
一時だけでも心が軽くなる内容である思う。
文字だらけの真逆で、写真がメイン。
文字は、インパクト重視でドン!と書かれている仕様なので、非常に読みやすい本だと思います。
是非、『這いつくばった奴が生き残る時代 道あけてもらっていーすか?』ガツンと読んでみて下さい!ガツーンと!
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