数ある異世界ファンタジーの中でも異色!
そして、気軽に一気に読めるライトノベルでした!
↓こちらの『悪役令嬢は織田信長に憑依される』という本は。

皇立学園に通うかなりのレベルでコミュ障の少女リーシャは、オデッセイ家の次期当主(なぜか抜擢されている)
ある時、実家の領地をめぐる策略により悪役令嬢として仕立て上げられてしまいます。
ですが、彼女は極度のコミュ障の為、ノー反論。
(ああ、悪役令嬢まっしぐらになるじゃん~!)
(悪役っぽさのカケラもないくせに…)
あまりにも主人公が頼りなさ過ぎて、何だか読者の方がハラハラしてしまう。
あれよあれよとそれに付け込まれ、無実であるのに罰として小屋に閉じ込められ、さらに火を放たれてしまいます。
(悪役令嬢【濡れ衣】モノで、ここまでするか?)
というくらいお仕置き(というか〇人未遂)がキツい。エグい。
半ば死を覚悟した彼女の頭に響くのは、見知らぬオッサン(織田信長)の声。
神様、仏様、織田信長様!!
このトンデモ事件を機に、リーシャは織田信長と協力し、実家の領地を守る為に奔走していきます。
その過程で、謎の美青年剣士や美少年弓士と出会い、自分の地盤を固めていく。
特に『織田信長』の歴史を知る人にとっては、ニヤつくネタ満載でかなり読み応えがあると思います。
全く知らなくても『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』の豪快なキャラを彷彿とさせるような織田信長は、読んでいてスッキリするし、面白い。
「天下統一じゃー!!!」
もちろん『ラブ要素』もあるにはありますが、極度のコミュ障主人公(心の中では多弁)と織田信長の落差と、2人での掛け合いが、なんだかんだで一番の見どころなんじゃないかな、と。
信長に対しては、主人公であるリーシャは遠慮なくツッコむし、割と強気!
詳しく書くとネタバレ全開なので控えますが…最後は、後味良く終わります。
しかし!
「続きそうな感じがもうたまらん。というか続きプリーズ!」
という感想も同時に持ちました。
是非、『悪役令嬢は織田信長に憑依される』気楽に読んでみてね!
ちなみに漫画版『織田信長に憑依された悪役令嬢は天下統一したくない!』もあります。
※実は、漫画版の方が評価高かったです(コソッ)
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