『この世は戦う価値がある』第2巻の感想!

『限界OL人生総決算物語』第2巻が待望の発売!
個人的に追いかけ回している漫画なんですよね。
結末とその過程が気になりまくるので!

↓その名も『この世は戦う価値がある (2) 』!!

ちなみに第1巻についてはこちら(『この世は戦う価値がある』第1巻!感想!)で語っていますので、よろしければお付き合い下さると嬉しいです。

さて『臓器提供意思表示カード』をきっかけ&免罪符にして自由を満喫している主人公。
まさに第二の人生という感じで、勤め人時代の彼女とは大きく違っています。
というか…この一見ぶっ飛んだ感じの方が素で、真の主人公の姿なんだろうな。
なかなかの潔さ具合が心地いい!!


彼女が独自に作成したこれまでの人生における『貸し借りリスト』の消化・決算もボチボチ進めており。
順調かと思われたが…うーん?

今回の内容と致しましては…1巻に引き続きボリューミーで濃厚。
そこら辺のカルボナーラでは、到底太刀打ち出来ないだろう…

深く語りたいエピソードは複数ありますが…


特に昔の恩師の話。
『感謝・感激・ああ感動の回想話』かと思いきや、とんでもなかった!
恩師の裏の顔…がエグイ。
私は最初、教師としてあるまじき行動を自分の欲望の為だけにやってるクソ野郎(口が悪くてスミマセン)かしら?とか予想していたんですが。

そうではなくて。

むしろ逆で。逆過ぎて。
偽善満載クソ野郎なのは違いないのですが。

でもだからこそ、主人公が救われたのも事実な訳で。
…複雑な感情になりますね、読む側も。

(誰かのヒーローは、別の誰かにとっての害悪…そういうことも生きているとあるよなぁ…)
と妙に共感と納得を得ました。

皆様もご経験ありませんか?
誰かの敵は、自分の味方。もしくはその逆も然り、みたいな…(例えがヘタでごめんなさい)
そんなモヤモヤを煮詰めて作り、豪快に皿に盛りつけ目の前に突き出されたかのようなお話。

そして、人の良いところ(っぽい、のも含む)は、その人を形作るごくごく一部分に過ぎないんだなぁと改めて思わされます。

この漫画を読んだ感想をあと1つだけ付け加えるとするならば…
「西野君、イイヤツ!!」
これに尽きます。
何というか、控えめに言って太陽!?

ワタクシの独特な感想に最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

人と人の関わりで生まれる科学反応、気になる謎と謎、よろしければ是非『この世は戦う価値がある (2) 』読んでみて下さい。

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