『ウォーレン・バフェットの生声』を読んで、感想。

かの有名なお金持ち。いや、さすがにこれはぼんやり過ぎる紹介ですね。
『投資の神様』『賢人』と称される『ウォーレン・バフェット』と言えば、投資界隈では知らない人はいないレベルで知名度抜群の方です。

投資会社バークシャー・ハサウェイの親分。
世界屈指の資産家でありながら派手な生活をせずに、ともすれば「聖人?」と思うくらい莫大な寄付をする方でもあります。

そんな超有名な彼の言葉が満載の本。その名も『ウォーレン・バフェットの生声』を読みました。

『生声』っていうのが、まずいいですよね。
下手に第三者や著者の感想や感情諸々のテコ入れが入っていない、オレンジジュース100%みたいな。
だからこそ、面白かったです。
当然ですが「やっぱり偉大な人も人間なんだなー」と感じることが出来る内容。

そして、文字が大きく読みやすいのも特徴。多分意図的にそうしているのかな?

少しだけ、こちらの本の感想等を語ろうと思います。

彼が言った言葉の中に…
「人生設計を立てることが良いとは思わない」
というものがあります。

確かに緻密に計画を立ててもその通りにいかないことは多いです。
その要因が、自分であれ他人であれ何であれ。

大事なのは、臨機応変。適応力、対応力なのかもしれない…

とはいえ、我々日本人は好きですよね…計画表。
「○○日までにマスター!1日これだけコツコツ学習!」

「○歳までに知っておきたい。○○全集!」


「ライフスタイルから見る、ライフプランの作り方

とか、それはもう息をするように溶け込んでいます。

それが悪いとは、私個人は思いません。
…ただ、計画は立てても吞まれない心意気が大事なんじゃないかなーとぼんやり思いました。


後は…

「有望株は6社あれば十分。分散も出来るしね。その6社のうち、1番の有望株に再投資せずに7社目に手を出し成功するのは難しいよ」
という株を購入する時の心得も語っています。

調子こいて色々手を出すと大抵ロクなことにならんよ!ってことを伝えたいのかな…多分。
欲をかき過ぎるのは良くないと頭では分かっているものの、なかなか…ねぇ?

…私は既に失敗済み。いや、正しくは失敗中だな…
皆様は、くれぐれもお気を付け下さいませ!

そして…

「バカな経営者でも大丈夫なくらい良いビジネスをしているところに投資しよう。なぜならいつかバカな経営者になるのだから」

これは、いつまでも同じ経営者ではないリスクのことを言っているんだと思います。
経営者が前より優秀かもしれないし、逆にバカかもしれない。
後は単純に会社との相性(社風に合わない)とか…運要素もあったりしますよね。
経営の上での頭の良し悪しではなく、血縁だからと息子に安直に継がせたりとかすれば………うん。


↓後、個人的にはウォーレン・バフェットが11歳で初めて株を買った事実が衝撃。

よろしければ、『ウォーレン・バフェットの生声』是非読んでみて下さい。
時にユーモアたっぷり『ウォーレン節』が炸裂しております。

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