「田舎の企業が男尊女卑ってことは、今更じゃね?周知の事実だが?」
と思われる方は多いと思います。
新卒にて地方企業に就職した方はもちろんのこと、地方転勤で洗礼を受けた方や目の当たりにした方も多いでしょう。
私自身は、新卒から地方企業(伝統を大事にする(?)頭カタメの企業)でお世話になったので、他人事ではなくバリバリの自分事でした。
例えば、お偉いさんが集結する会議。
それに伴うお茶とかお食事とかのセッティングは、それを取り仕切る重役男性監修&監督の元、女性陣が駆り出されていたなぁ(遠い目)
私もやっていた時期がありますが、まぁまぁアレでアレですなァ…(^^;)
改革だのなんだのと綺麗ゴト言ってても、やっぱり根強いんですよね。
『男尊女卑』
そこまでいかなくても…
『謎の男女差別や区別』
とか。
誰が悪い?とかじゃなくて、ねぇ。
~田舎の企業が男尊女卑である理由3選~
①伝統的な価値観の影響
田舎の地域では、長い間続いてきた伝統的な価値観や慣習が根強くしぶとーく残っていることが多いです。
これらの価値観の中には、男性が主に働き、女性は家庭を守ってよ!といった性別役割分担の考え方が含まれている場合あり。
地域全体がコレなら、当然企業の文化や方針にも反映される訳で…男尊女卑の風潮まみれだったり?
「どうせ数年で辞めるだろ?結婚までの花嫁修業的な?」
「まぁ…結婚生活が落ち着いたら、パートとかで安く雇うのもありじゃないスか?」
「そうだな。顔と器量だけはいいからね、彼女」
「ですよねぇ」
②リーダーシップ層の性別バランスの偏り
田舎の企業では、経営陣やリーダーシップ層に男性が多くを占めていることが多いです。
このような状況だと男性中心の視点や価値観が意思決定に反映されやすいのは言わずもがな。
女性が重要な役職に就きにくい環境が続くこともあり得る…(女性に対する過度な配慮不足等があったりして…)
無意識も含まれますが、男性優位の文化が強化。
「家事だの子育てだのって言ってさ~だからなんだっつーの?ここは仕事しにくる場所じゃね?戦場だよ!?」
「公私混同されちゃー困るんだよな。子育てに優しい社会へ♡とか何とか言ってるけど、ぶっちゃけウゼェー…」

(うへぇ……………アタシ、転職しよう)
③女性の働き方に対するサポート不足
田舎の企業では、女性が働きやすい環境を整えるためのサポートが不足している場合が多々。
代表的なもので言えば、育児休暇や時短等の柔軟な勤務時間対応でしょうか。
もちろん業種や職種により事情はそれぞれでしょう。
が、サポート出来るのにしていないのは、ただの怠慢。
【女性がキャリアを積み重ねることが難しくなる=結果として男尊女卑】
という構図一直線!?
「ココほぼ皆営業だから、社内(なか)に居てくれないと困るんだよなぁ。ほら、電話対応とかさ」
「別に俺らみたいに残業しろって言っている訳じゃないんだからさー、何とかなんないの?」
とまぁ、書き連ねましたが…
こういう状況のまま変わらないのは、色々な要因やしがらみがあるからなんだろうな…きっと。
正論だけでは、企業とこの世は回らない。
回るのは、地球だけ(物理)

本日は、これにて。
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