先に断っておきます。愚痴ですm(__)m
『ゆうちょダイレクト』とは、ゆうちょ銀行の口座をお持ちの方が登録手続きをすると利用出来るネットサービスのことです。
ログインすると振込や明細の確認等がスピーディーに出来ます。
株等の投資をしている方で『ゆうちょダイレクト』を使っている方も多いのではないでしょうか?
私も随分前に申し込んで、使っていました。
しかし、私は最終利用履歴が頭に浮かんでこないくらいに『ゆうちょダイレクト』をずっと放置プレイしておりました。
理由はシンプルで、ゆうちょ銀行から資金を動かして使う機会がなかったからです。
しかし、本当に何年かぶりに機会があり、ゆうちょダイレクトを使う為にログイン…
のところからつまずく私。
あれ?使い方が思い出せぬ…
①まず『お客様番号』(13ケタ)を入力するように指示されます。(どうでもいいですけど、少し不吉&数字がやたら長くね?)
これは別に口座番号でもなければ、自分で好きな数字を選んで作成したものでもなく、勝手に振り分けられた数字の羅列です。
当然覚えているはずもなく、遥か昔の書類を引っ張り出す私。
②次に『ログインパスワード』を入力するように指示されます。
大文字・小文字は厳格に区別する仕様。
大文字を小文字に。小文字を大文字に読み替えてくれる温情はありません。
大文字小文字を当時どうやって登録したのか覚えていなかった為、おかげさまでパターンを色々試してしばらく画面とにらめっこしておりました。
(つ、辛い…)
この時点で早くも弱音。
やっとログイン出来たと思ったら、色々と数年で変わっていることが…
【セキュリティ強化のため、以下のとおり、メールワンタイムパスワードによる送金時認証を廃止いたします】
※ 送金時は、ゆうちょ認証アプリ(無料)またはハードウェアトークン(有料)が必要となります。
ちなみに以前から『ゆうちょダイレクト』を利用している人は、少し猶予期間が設けられていますがいずれそれもなくなり、送金時はアプリかトークンが必要となる流れ。
(地味に面倒臭くないだろうか、このシステム…)
と思う私。
さて、それはともかく。
私のゆうちょ銀行口座から、私が使っているネット銀行に送金することに。
しかし『1日の送金限度額』の上限を超えているようでエラーに。
(じゃあ、その限度額を変えればいいんだよね?)
そう思い、やり方を調べる私。
【1日の送金限度額の変更は、ゆうちょダイレクトまたは郵送でのお手続きとなります】
とあったので、もちろん迷わずゆうちょダイレクトから変更を試みます。
(アレ?変更不可?)
限度額は変更出来ず。
【※ゆうちょダイレクト上で引き上げ可能な送金限度額は30万円までです】
との文を見つける私。そして驚く私。
(なぜ?面倒くさいログインの過程で本人確認は十分済んでいるだろうに…この上どうしてそんな制限や手順を設けるの…?)
自分名義のお金を自分名義の銀行口座に移すだけなのに、まるでアタクシが犯罪者みたいじゃないか。
もしくは、よほどお金を引き出されたくないと見える…
(お金を)捕まえたら最後、何とかホイホイのような粘着力。
ちなみに私の場合だと限度額変更をするには【郵送】か【直接窓口へ依頼】しか残されていません。
(何のためのネットサービスやねーん!!バリッバリのアナログじゃん?)
心の中でそりゃもー荒ぶりましたよ。
(仕方ない…1回で振込を完結出来ないなら、日を分けてチマチマやるしかない…)
とりあえず、現状の限度額で振込をするべく、トークンを手に処理を開始。
遠い昔と同じように、トークンに表示されるワンタイムパスワードを入力して進めようとすると…NG!
どうやら長い時間経過の末にやり方が変わっていたようで、振込先の口座番号(今回の場合は私のネット銀行口座)をこの小さいカード型トークンにポチポチ入力して、ワンタイムパスワードが発行されるスタイルに変更。
(PCやスマホで実際の振込処理画面での振込先口座番号入力ならもちろん分かるけど、なぜトークンで?)
そしてこの方法で入手したワンタイムパスワードが、私はなぜか使えなかった…
私のPCの問題か、ゆうちょダイレクトのシステムの問題か、単に私の使い方の問題か…分かりませんが。
結果:使えなかった
くぅ!!ここまで来て、何ということだ!
もういい加減面倒くさくなり、ゆうちょの窓口で振込処理してきました。
高い手数料がかかるけど、仕方ない。
このイライラから解放されるのなら(>_<)
『ゆうちょダイレクト』は、私にとっては使いづらくて仕方ないです。使いづらさの極み。
さらに使いづらく進化している感じだし…何なんだろう。
ひとえにセキュリティ強化としてやっているんでしょうけど、ネットで利便性を追求しているお客様が使うサービスとしては面倒くさくて使い勝手が悪すぎるような気がします。
特に年輩の方が使いこなすのにはなかなかの訓練(苦行)が必要だと思いますね。
他の銀行のようにセキュリティと利便性をバランス良く両立させることは出来ないのだろうか、と言いたくなります。
ゆうちょダイレクトは『解約』しようかなと現在思案中。
少し話が逸れますが、あれから郵便局の歴史について知る為に本を読みました。
読んだのはこちらの『「郵便局」が破綻する』という本。
ずいぶん思い切ったタイトルで驚くと思います。
この本の内容を全て鵜呑みにするつもりは私もありませんが、郵便局が出来た理由や組織の成り立ちについて切り込んでいるので、そのあたりは非常に興味深いです。
元々は富国強兵の資金集め、その後も国民から国運営の為のお金を巻き上げ…(ゴホッ)集める機能を果たしてきました。
『特定郵便局の闇』についても書いてあって、それも面白いのですが話が逸れまくるので今回は割愛します。
さて、もちろん…
「だから、ゆうちょダイレクトは最強に使いづらいんだなぁ…」
と安直に納得するつもりはございません。
しかし、根底の理念というか成り立ちを見ると色眼鏡をかけたくなってしまうのが人情。
それに…他にも色々と推察は出来ます。
飛び抜けて面倒くさいセキュリティシステムになっているのは、未だにゆうちょ銀行をがんじがらめに縛っている法律も関係しているだろうし…
きっと他の民間金融機関等が圧力を掛けているであろうことも無関係ではないような気もする。
気がするだけかもですが。
だって自由にゆうちょ銀行が動き出せば、圧倒的な総資産で色々やれちゃうことも多そうだもの。
…なーんて、勝手に思う私。
※その後に解約しました。詳しくはこちらの記事にて!
コメント
ゆうちょダイレクトは使いずらい、 ゆうちょダイレクトサポートデスクのオペレーターはそれなりの対応。 以前は怒鳴りつけた、もう解約ですね。
本当に不便な仕様ですよね…ストレスを溜めることに特化したシステムだと思っています。
サポートデスクのオペレーターはそれなりの対応だったとのことで、心中お察しします…
解約へ一直線!