『路傍のフジイ』第2巻の感想を語る!

密かにお気に入りの漫画、その待望の続刊が発売になったので、ご紹介。
というか、単純に語りたい!!

簡単に言いますと、朴訥とした性格の男性である藤井さんが主人公の漫画。
40過ぎ。
非正規社員。
独身男。

という生態というか、属性・特徴を持っている人。
客観的に見て、情報がこれだけしかなければ、好意的に捉える方は少数派かもしれません。

ただこの事実だけでは…藤井さんが歩んできた人生、それに伴い経験してきたものは、当然見えるわけもなく…
もちろんですが、彼の魅力だって分からないでしょう。


一見冴えなく見える藤井さんですが、自分に一本芯を通しているところが最大の魅力だと感じています。
常にブレないって、シンプルですが意外に大変ではありませんか?
自分自身だけの問題だったとしても


悲しいかな…私自身は、いつもブレッブレです。

そんな藤井さんが地味に活躍(?)しているのが本作。

『路傍のフジイ(2)』

今回は特に…藤井さんのプライベートな過去、彼が身を置いている環境が具体的に描写されています。
藤井ファンには、たまらん!

ちなみに第2巻の中で、私が特に好きなお話は、高校時代の同級生(今は芸能人)の話と…
休日の藤井さんの話ですね。

特に休日の藤井さんの話は、分かりみが深いです。
せっかくの大事な日、休日が…
(何だかイマイチだなぁ…)
と感じても、世の中の有象無象に無理に合わせなくてもいいんだ。
そりゃあ、場合によってはそっちの方が楽しい時もあるだろうけど…自分にとっての正解は、自分だけが決めるのさ。
…そう暗に言われているようなお話。



藤井さんの個性の1つである『常にブレない』信念や行動が…
他人の人生にさり気なく何らかの影響を与えているのが、クセになる味わい。



総じて…藤井さんとその周囲の描写はされているのですが、周りは語れど藤井さん自身は多くを語らず(強いて言うなら背中で語っている?)に、お話が進行します。

あぁ~そこが、押し付けがましくなくていい!


この漫画の読者が、もしも藤井さんと同じことを経験するとしたら、どう反応しどう行動するのか…
それを考える余地・余白を残してくれているような。
もっと言うと、読者を良い意味で泳がせているといいますか。
何となく…そう感じる作品です。

是非、読んでみて下さい。
おすすめ!

『路傍のフジイ(1)』の感想も以前語ったので、ご興味がありましたらこちら(『路傍のフジイ』の感想を語る!)もご覧下さい!

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