『ふつつかな悪女ではございますが』の感想。

今現在…男女問わず、悪役令嬢を題材とした作品って流行っていますよね。
私もなんだかんだ王道から変化球まで結構楽しませて頂いています。

「ありきたりだなぁ…」

「陳腐じゃね?」

と思う作品も中にはありますが、数が多いだけにバラエティー豊かで面白い作品の発掘作業自体が楽しくなっている自分がいる…
やめられない、とまらない、掘り起こし作業♪(某スナック菓子のアレ風)

…と、話がそれまくるのでこれくらいに。
さて。

↓こちらの作品『ふつつかな悪女ではございますが』も悪女がタイトルに付いています。

最初は私、失礼ながら…
(その辺に転がっている、よくある話かな?)
と半信半疑というか、あまり期待していなかったんですよ。
しかし、作品の評価を見てみると結構高いことが判明。
漫画の画力も素晴らしいですし…
(……よ、読んでみようかな?)
と読み始めたのが、最初。

結果、ドハマりして現在に至ります。
作品の個人的一番のアピールポイントは、主人公がいい感じにイカれているというかぶっ飛んだ思考をしているところ。
普通に淑女教育を受けているお嬢様ではあるのですが…
『筋肉は友達!筋肉は裏切らない』
『畑仕事最高!運動最高!』

※雑過ぎる要約
実は振り切っている人物。



暴走主人公万歳!

……ゴホッ、すみません取り乱しました。

真面目にご紹介すると…

原作が中華風ファンタジー小説ですね。
ひところは(今も?)多く聞かれた転生モノやループ何回目で敵をズタボロ&運命を変える系ではないです。
架空の国、舞台とはいえ、適当にふわっとせずに物語にどっぷり没入出来るくらい作りこまれています。
特にこの小説は、後宮が軸になっている為そのあたりは抜かりなし!
後宮のドロドロ、病弱主人公&タッグを組む健康体少女との活躍&友情。
爽快活劇、と言えます。
読んでいるとみるみるうちにページがめくれてすぐに終わる魅力が!


私は小説と漫画、両方読ませて頂いています。

小説も、小難しさを感じさせずにダラダラ感もなくサックリ楽しく読めますのでおすすめ!

私と世代が近い方なら、昔『彩雲国物語』『十二国記』を読んでいた方もいらっしゃるかと思います。
それらがお気に入りだった方には、強くおすすめしたい作品です。
是非読んでみてね!

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