旅先にて寄った比較的大きなショッピングモール。
その中には、小さな写真館が入っていました。
昭和から受け継がれてきたかのような歴史が刻まれた店構え。雰囲気。
…つい、足を止める私。
遺影モデル写真(慰霊写真)を眺めると、そこはかとなく田舎っぽさを感じる。
(どうして、そう感じるんだろう…?)
自分でもしばらく分からなかったのですが、分かりました。
遺影の男性モデルの方が、古式ゆかしい和服やスーツを着ているから、です。
昭和を背景にした様々な作品では、家の中に先祖代々の遺影写真がズラッと飾ってあったりするじゃないですか。
アレを彷彿とさせる…
今は遺影写真と言ったら、割とカジュアルな服装(例えば、ポロシャツとか)を選ばれる方が多いそうです。
故・祖父の葬儀の打ち合わせの時に葬儀屋さんから聞きました。
それは生前の本人の希望であったり、遺族であったり様々でしょうが…
※ちなみに、故・祖父の遺影写真は遺族で相談して普段着風にしてもらいました。
それにしても、遺影のモデルってどうやって採用しているんだろう…スカウト制?
遺影のモデルは、今に華やぐ若者とは違い、年輩の方(おじいちゃん、おばあちゃん)が選ばれるので、何となくスカウトし辛そう…
「あなた、遺影のモデルにピッタリですよ。ウチはこんな人材を求めていたんですッ!」
と誘われたら、微妙な空気になりそう。
↓この写真館には、こちらのパネルが飾ってありました。

多分、人気の女性なんでしょうけど…名前が分からない。
しかしなぜだろう…撮りっきりコニカというだけで昭和感を浴びるほど感じるのは…
というか、現在も撮りっきりコニカ売っているの!?と驚愕の事実。
さて…
正直、個人、そしてご家庭等で写真を撮るのが一般的になってきた為、写真館の経営は苦しそう…
写真のプリントであっても、フィルムカメラならともかく…
『いちいちプリントしなくても、とりあえずはいいや。デジタルで残しとこ!』
という勢も多そうだし。
私自身の話をすると、写真はほぼほぼスマホで撮っています。
今までブログに載せている写真も、もちろんスマホ撮影のもの。
古いデジカメも一応持っていますが、最近はホコリをかぶっています…宝の持ち腐れだな(;´∀`)
なんて、写真館を眺めながら何となく思いました。
コメント
これは西田ひかるですね。
90年代だとポラロイドのチェキとかプリクラとか・・・(遠い目)
あ、聞いたことがあります!やはり有名な方だったか…
ポラロイド…プリクラ…懐かしきフレーズ…(ぼんやりとした目)
今のプリクラは昔のプリクラと似て非なるものらしいですしね。別人に加工が出来(以下略)
教えて頂き、ありがとうございました!