『たったひと言の影響力』の感想。

意識しない何気ないひと言で言えば、ふと思い出す会話があります。

前の職場で働いていた頃、ふとした時に雑談をしていました。その流れで…
私「私は自分のことすら、よく分かっていませんよ~」
まぁ、少しユーモアというか『茶目っ気』を意識していたのは否定出来ません。

先輩「いや。自分のことくらい分かれよ!」
ぐっ、正論じゃな。
いい歳した大人がいつまでも自分探しをしてんなよ!ってことかい?

探すなら、今すべき自分の仕事でも見つけろや!(これは妄想の範疇です)

しかしまぁ…向こうも別にクソ真面目な表情で言った訳ではないので微妙なんですが…

それでも少々傷ついた思い出がありますね。
本当に些細な言葉ですが、今でも謎に脳内でリフレインすることがあります。



私自身も含めて、言葉を発する時にはある程度の想像力って必要だし、大事ですよね。
良いか悪いかどちらに転ぶか分からないけど、人に影響力は確実に与えることだから。

別に宗教にかぶれるつもりはありませんけど、どこぞの『聖書』とか日本で言う『言霊』の概念とか(サザンオールスターズの歌にも『愛の言霊 』というのがあるくらい)信仰していなくても日常に溶けこんでます。

『自分の経験・考えこそ至高』ということをベースに行動、人と関わってしまうとどうなるか…火を見るよりも明らか。

私が読んだ『たった“ひと言”の影響力』という本にもあるように…

まずは人を受け入れ、認めてみることが大事なんでしょうね。

皆様にとっては…
「そんなの、もう耳タコで聞き飽きたよ。あくびがいくらでも出るぜ」
という感じかもしれませんが、結局のところシンプルで基本的なことが大事なんだろう。

この本は、相手を『受け入れる』『受け止める』の違いや、『ありがとう』のひと言は絶大という話…

他、深く『言葉』というものに切り込み、そして分析しています。

文章も読みやすくて、すんなり頭に入ってきますのでおすすめ。

よろしければ、『たった“ひと言”の影響力』一度読んでみて下さいませ。

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