近頃は…
『女性のオッサン化』
『男性のオバサン化』
という言葉がよく使われたりするそうで。
なるほど…確かに旧時代の男女像から抜け出したり型にハマらなかったりすると、そんな見え方になるのかも。
男女平等を目指すと、性差の境界が緩やかに曖昧になっていく?
…と思う一方で、やっぱり相変わらず世間の声はうるさい。
「女らしさを忘れずに。こういうのは、言われなくても出来て当然のマナーだから」
「女だからと甘えるな。時代は変わっとるんだから」
この2つに板挟みプレスされているのが、現代の女性なんじゃないかな。

もちろん、男性は男性で違う板挟みが目の前に用意されているんだと思う。
かつて、男性が一本の太い大黒柱だった時代。
その時は幸か不幸か女性は…
「気が利いて控えめな美女サイコー!!」
「出しゃばらねぇ内助の功、イエーッ!!」
な風潮で、ある意味進むべき道が明確で迷わなかった(選ばせなかったとも言う)でしょう。
それがメリットになるかデメリットになるかは、それぞれの女性が持っている個性で決まると思う。
…私自身はデメリットかなぁ。知らんけど(-_-)
ともあれ、昔と今で女性を取り巻く環境はだいぶ変わってきました。
ただ、やはり根本の…
『女性の価値』
は年齢と共にどうしても目減りしてしまう…
それは生物の根源的な機能である、妊娠・出産の機能の低下に始まり…
若さ・美しさ・華やかさ…がじわじわ削られていくこと。
女性の方なら少なからず体験&理解出来る感覚だと思うんですが、世の中は容赦ないですよね。
若かりし頃から女子力を高めてきた方でも…
「え?意外と歳行っちゃってんだ?若作り頑張ってんだねー!」
「昔は綺麗だったんだよ。○○ちゃんはさー。何年前だっけ?」
とか平気で言われたり。
…こんなド直球はさすがに滅多にないだろうけど。
そして…
そもそもそのような、世間で奨励されている女性特有のアレで人生を生きていない女性とか、本当生きにくい。
まぁ、アタシですわね。
女性であるメリットも、意識していないだけであるとは思うんだけど…
生まれた時から女性カテゴリーに組み込まれているからか、プラスなこと(お得なこと)に気づきにくいのかもしれない。
あ、それは男性にも言えるのか…
とにかく、どんな女性であれ…
『女性の価値』が年齢が上がるにつれ目減りしているような感覚・周りの空気感は肌で味わっているのではないだろうか?
ぐだぐだな話になってしまった、すみませんm(__)m
ちなみに、この記事は『女と男、このしんどさは誰のせい?』というマンガ本を読まなければ誕生しませんでした。
浅いところをサラッと撫でるようなものではなく、読み応えと読後感がスゴい…
是非、読んでみて下さい。
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