かつての会社の人に、たまたま会った時

私は基本的に気付かないフリですね。
よほど私と親しくしてくれていた人でない限り、こちらから相手に声を掛けたとしても…戸惑うだけでしょう。


(どーしよ?話すことないや…)


というお互いのキョドキョド視線が交錯するだけでございます。
とはいえ、です。そこは大人。
仮にうっかり関わりを持ってしまったら…


『今、どうしてる?』


系の質問は鉄板。十中八九しますからね。
例え相手に全く興味がなくても…社交辞令というヤツですよ。

そんな非常に気まずい思いをするくらいなら
気付かなかった
ということにしておくことが、ベストアンサー!


私も今年になってから、とあるお店の中でかつての会社の後輩にあたる女の子を発見しました。

(……!?)
(……ッ!)

(………)
(…………)

比較的鈍い私でも気付いたので、女の子の方も気付いていたとは思います。
目が…一瞬合ったような気がするし…

かたや地味~な事務員だった私。
一方で若き才媛の営業である彼女。

今でもその会社に残ってバリバリ働いている彼女にとっての私は、言わば裏切り者。



別に向こうは何とも思っていない可能性もあるし、むしろ興味ゼロの線が濃厚だけど…

私の気分の問題で、スルー致しました。

それがお互いの精神衛生上にとって良かったのよ…きっと。






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