『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』の感想。

タイトルからして、刺激的。
まるで『わたパチ』(口に入れるとパチパチ弾け飛ぶ刺激が楽しめる、人気駄菓子)のようにね!
変化球な例え方ですみません。
知る人ぞ知る面白お菓子なんですよ。今も売ってるのかなぁ…(遠い記憶)

それはともかく、思わず手に取らざるを得なかった…と言ってもいいくらいでした。

↓この『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』という本は。

著者が、パンク大好き。
彼の根底にはパンクが流れていると言っても過言ではないだろう。
そして埼玉県生まれ&育ち。途中から東京都で育っている方。

広義の意味(ちょっと失礼かもしれませんが)で都会にて育った人ならではの視点で書かれた本は、今の若い人も共感出来る部分が多いのでは?と思います。

バリバリの企業戦士を引退する=田舎に引っ越す
ではない価値観が、いい具合に現実的だし地に足のついた感じで素敵。
誰も彼もが田舎を求めてはいないのだよ。そうなのだよ。

フワッとしたイメージだけで、自分の今後の人生を決めるのは良くないですからね。

↓きちんと自分自身と向き合って『自分だけの未来図』を描く大切さ。

それを教えて頂けたような気がします。

本の内容として…

人を狂わす『カクサ』(格差)という悪い竜と、『オセン』(汚染)という悪い竜の話とか、皮肉があるけど面白い。
そして、深く納得…
ジワジワと確実に人の何かを侵食していくものですよね。

投資の話で言えば…

どこでもあるお店(チェーン店等)は、合理的だし便利。
それが心地よいんだけど、どこか物足りないというか面白みのない部分もある。

自分が面白いと思うところに行ったり住んだり…
応援(投資等)したりしようぜ!

という勢いのある文章に惹きつけられました。

何というか、読んでいてスカッとするんですよね。
回りくどくなくてストレートな物言いが潔いというか。
一本気があるというのかな…そんな感じです。

息苦しい日本(※一部)のことを鮮明&鮮烈に書きながらも、決して後ろ向きではないんですよ。

「俺は、やってやるぜ!」

「皆も、楽しもうぜ!」

そういう前向きな姿勢で執筆されたんだろうなぁというのが伝わります。

変に気取ったり堅苦しい文章ではないので読みやすい。

是非『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』読んでみて下さい!

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