ソロ活女子のススメ、感想を語る。

この間『ソロ活女子のススメ』のドラマを視聴しました。
Amazonプライム(通称・アマプラ)でタイミング良く見られる状態だったので、タイトルに惹かれ何気なくポチっと再生。
素朴で淡々とお話が進む中、ワクワク感やときめきが溢れ出ていてたまらない…
あくまで私自身のフィルターですが、ある種のファンタジーを見ているようで、あっという間に最終話まで辿り付きました。

一応は『ソロ活女子のススメ』とありますが、別に『ソロ活男子のススメ』と読み替えても差し支えない内容が多数。
老若男女問わず楽しめる『ソロ活紹介ドラマ』かな、と。


ドラマの内容に触れていくと、ある時主人公の女性が…

人間嫌いだからソロ活をしている訳じゃない。楽しいからしているんだ。
という趣旨の発言をしていて、その通りだなぁと深く共感。

私自身は、世の中の方があまりやらないソロをあえて試してみたい…という、ある意味で冒険・肝試しな部分も結構あります。
何かのハードルを越えた高揚感がたまらない、というか。

ドラマを拝見した後のサラッとした所感として…
(おひとりさま(ソロ)を美化し過ぎかなぁ…)
という部分もあるように思えました。(ソロ活を紹介&リスペクトする作品なので当たり前ではある)

私自身が、いわゆる『ソロ活』(主に飲食店ですが)を今までさんざん経験しているからこそ、あえて言わせて頂きます。

都会と田舎では違うよ?というのは承知の上で、おひとりさまを不躾に見てくる方は…まぁ、多くはないもののいない訳ではない。

『連れの人と一緒に来ている方々は、周りの人を見ている暇なんてない』
だから人の目なんて大した問題じゃない、とは主人公の言。

それに、概ねは同意。
でもそれは『条件と運による』とも言えるかな。
例えば…お年寄りとか、箸が転んだだけで爆笑する若者とか、倦怠期のカップルとか…割と周りを観察していたりする傾向が。
後は、平日の昼間と夜、休日の昼間と夜とかでもお客そのものの人数や客層が異なるでしょう。

…とはいえ、その場で「うん?1人かい?」と思われたとしても、明日にはすぐ忘れるんだろうけど(;´∀`)

ただ、そんな現実を踏まえましても、私は『ソロ活』を推します。

やっぱり、人に合わせず好き勝手に自由に楽しめるメリットは予想以上に大きいものなんですよね。

このドラマに出てくる主人公の女性ならではの視点や感じ方、楽しみ方にメッチャハマる。
語弊を恐れずに言えば、他人の人生を覗き見する楽しみ…かな。

そして…
(こんなソロ活があったのか!!)
と目からウロコのお話も。素敵な穴場(?)スポットやお店にも詳しくなれます。
是非ごゆるりとこちらのドラマ、見てみて下さい。

以下、ドラマで出てきたいくつかのソロ活を私の実体験と照らし合わせたいと思います。

ぶっちゃけ、余談中の余談になりますのでご容赦下さい。

『ソロ焼肉』

何度か経験があります。
好きなモノを自分のペースでじっくり味わえるのが良いですね。
皆で行くと、段取りやら気遣いやらであんまり堪能出来ない方も世の中に多いのではないでしょうか?
1人ならそんなことはなし!100%楽しめます。

そしてこれは個人的な事情なのですが、私は肉は好きなものの…内臓系(ホルモンとかレバーとか諸々)が苦手なので1人の方が気楽。

『ソロ動物園』『ソロ水族館』

大きな動物園ではありませんが、行ったことありますね。
結構1人の方もいます。(繁忙期でなければ特に)
カメラ好きの青年やお年寄りの散歩コース代わりに使われていたり…皆思い思いに楽しんでいる感じ。

水族館は『アクアワールド』(茨城県大洗)に行ったことがあります。
お目当ての動物がいれば、全然問題なし。
私はアザラシに夢中でしばらく眺めていました。
どうでもいいですが、私は当ブログのマスコットキャラにするくらいアザラシが好きなんです。
おひとりさまがどうたらとか、もはやどうでもいい&気にならない。好きなモノの前では些細なことなのです。

『ソロ遊園地』
小さいローカルな遊園地に行ったことがあります。
某有名絶叫マシンとかは当然ながらないので、1人で乗り物に乗るのはハードルが高く…断念。
ただ、ノスタルジーに浸るには最高。童心に戻れて癒されます。

『ソロ温泉』
個人的に大浴場は苦手の為、過去に一度だけ奮発して温泉付きの客室に1人で宿泊したことがあります。
最高に気兼ねなく寛げるので良いですよ。
お値段張るので頻繁には無理なのと、おひとりさまOKの宿がまだまだ少ないのがネックですが。

私は長湯があまり得意ではないので、自分のペースで温泉に浸かれるのは良かったなぁ…

やったことがなくて、やってみたいのは…『ソロボウリング』かな。
過去に恥にまみれた苦い思い出しかないボウリングをリベンジをしたい気持ちが若干ある…
ちなみにその模様はこちら(社内行事なんて滅せよ)です。
…ああ、思い出したら何だか胸がムカムカしてきた。
超絶ド下手ヤローだったから仕方ないとはいえ…
うーん…まぁでも、もうやらないかもしれないッスね、結局(;´∀`)

ちなみに、書籍バージョン(ソロ活女子のススメ)も勢いで読むことに。

本の場合は『ソロ活論』が熱かったですね。
といっても、かたっ苦しい文章ではなく読みやすい。
『ソロ活』=『ひとりで惨め』=『自虐』をしたくない信念を感じました。
1つの例として、仮にソロ活のきっかけが『人と一緒に行動するのが苦手』『自分のペースを崩されたくない』との思いからだとしても、純粋に楽しめるに越したことはない。

特に後ろ暗く卑屈になる必要はないのでは…という感じです。

そして…『ソロ活』は確かに同行者がいないという点ではまごうことなき『ソロ』なのですが…他のコミュニケーション(お店の方や現地の方、たまたまその場に居合わせた方への対応)は全て自分自身がしなければいけないので、ただ家にこもっているのとは勝手が違うんですよね。


これをどう捉えるかはあなた次第というところ。

『おすすめのソロ活』も本の中でたくさん紹介されていました。
私も大概ひとり行動が多いですが『ひとり気球』『ひとりビアガーデン』『ひとりコースディナー』『ひとりナイトプール』の字面を見た時に仰天。

このようにアクティブだったり、格式や敷居が高いものに『ひとり』のフレーズが組み合わさる摩訶不思議さ…そしてオモロイ。
(ま、マジか…上には上がいるものだな…いや、こういうのに上も下もないだろうけど…)
何と言うか『ひとりカラオケ』なんて可愛く見えてくるレベルに振り切っていてスゴい…

めくるめく『ソロ活』の世界を覗き、自分も志したい方はソロ活女子のススメ是非お手に取ってみてはいかがでしょうか?

本当はもっと延々と語っていたいのですが、原稿用紙30枚分くらいには最低でもなりそうなので今回はこれにて。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!






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