趣味嗜好は男女の垣根がなくなってきた?

唐突ですが、私は漫画が好きです。
少年・青年漫画、少女・婦人(?)漫画問わず雑食系です。


青年雑誌である『モーニング』や『イブニング』、時には『ヤング~(ガンガンとかマガジンとか)』も読んだりします。
面白ければ何でもござれ。
ウェルカムバッチコイな気質ですので、かなりのお色気系以外のコーナーにはどんどん足を踏み入れます。


私の体感なのですが、女性でこういう雑食系はそれほど珍しくもなく、肩身は狭くはないと思うんですよね。
『りぼん』や『なかよし』に始まり『マーガレット』や『フレンド』に移行しつつも『ジャンプ』や『サンデー』を読んだりとか…これは一例ですが、こういう女性はその辺に転がっています。



ただ、私の世代(現時点で30代)では逆(男性が女性向け雑誌も読む)は珍しく感じたものです。
『コロコロコミック』や『ボンボン』に始まり『ジャンプ』や『サンデー』に移行しつつも『マーガレット』や『フレンド』『Kiss』を読んだりとかは、滅多にいないイメージです(少なくとも表向きは)



今よりも若かった10代~20代の私は
(少女漫画も漫画文化。面白いのに…何だかもったいないなぁ)
と残念な気持ちを持っていました。



姉妹や親戚の従姉妹等がいれば、少女漫画を借りて満喫する機会もあるのでしょうが…
一般的な視点としては
(男なのに少女漫画(雑誌)コーナーにうろついている…えっ!?)
変態…とまでは言いませんが、奇異な目で見られる雰囲気があったような気がします。
その雰囲気は異性の女性だけに限らず、同性の男性からも向けられていたような…
(お前、男なのに女の領域に行ってんじゃねーよ。カッコ悪いし恥ズイだろが)
みたいな茶化しも含んでいたりして…(^^;)妄想ですけど、結構そんな感覚だったのではと思っています。

それが最近は様子が変わり…割と少女漫画(雑誌)コーナーに男性を見かけるんですよね。
すでにカゴに何冊も入っている状態で、新刊の少女漫画コーナーを吟味している男性もいて…

ああ、少女漫画の良さが伝わっているんだなぁ…

と妙な感動を覚えます。

少女漫画と一口に言っても、王道のキラキラ恋愛に始まり、人間関係複雑ドロドロ系、ファンタジー、サバイバル(ホラー)、異世界モノ、多岐に渡ります。
(なーんだ、案外男女関係ないじゃねーか)
と思わず呟く感じです。



そうなんですよね、良くも悪くもそんなにきっちりと分類出来るほどの違いはない気がします。
ただ、私的には表現が幾分、少女漫画の方がまろやかな口当たりだとは感じますけど。
でも、それも言ってしまえばそういう『傾向』なだけであるだけだし。
…ぶっちゃけ、私の主観だろ!?と言われればそれまで。


漫画に限らず、良い意味で趣味嗜好の男女の垣根がなくなりつつある、のかも?しれない。


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