『セミリタイア』というものを知った時期

『セミリタイア』という強烈な生き方を正確に知った時期は正直なところ覚えていません。
ですが、20代半ば頃、最初は雇われる人生に何となく不審というか、不安を覚えてネットで検索しているうちに『アーリーリタイア』を知りました。

そして、『アーリーリタイア』には、『完全リタイア』(全く働かずに勤労所得はなしで自由な生活を手に入れる)と『セミリタイア』(バイトなどの多少の労働はするけれども、ある程度の自由な生活を手に入れる)があることを知りました。
当然、『完全リタイア』するには多額の貯金、資産が必要になります。様々なリタイア系サイトを見ると、最低1億円だの、5千万円だの、必要な金額が提唱されています。
必要金額にバラつきがあるのは、その人の家庭環境や生活スタイル、多種のスキルに左右されるからでしょう。


しかし、そんな額を仮に貯められたとしても達成する頃にはいい歳になってしまうじゃないかー!


定年退職やそれに近いくらいで辞めてもそれって…あんまり魅力的じゃないな…と思いました。

今(2020年現在)巷では定年を70歳にしたらどうかと話題になっているので、それよりは早く残りの人生は楽しめるのかもしれませんが、うーん…
そもそも70歳定年にしたら健康に楽しく過ごせる老後なんて微々たるものになってしまいますよね。男性、女性でも寿命が違うし、健康寿命も違うし。人によっては早くに健康を害する可能性だってあるし。病院に通いながら這ってでも出社するような生活を予想するとゾッとしてしまいます。

就活→働く(人生いろいろ)→終活みたいな…

私はこの『死ぬまで働け』の風に逆らって生きていきたいです。

しかし、私には『完全リタイア』をするほどの潤沢な資金がありません。


もしもの話にはなりますが、20代の若かりし頃に…
『お金をとことん増やしたい人のための 「資産運用」超入門』のような初心者ピヨピヨ向けの金融関連本をしっかり読み込んでおけば、今頃違ったのかもしれないなと思います。
何だかんだ『資産運用』以前の基礎知識&投資の幅広い選択肢が情報として頭にしっかり入っていると、地に足のついた思考になり安定感があるし…
ふわっとした何となく投資ではなくて、計画的にお金が増やせて今頃はきっと…とまぁ、後悔しても遅いんですけどね。
これをお読みのお若い方、道標になるような本をとりあえず一冊読んでみてもいいかもしれません。

なら目指すは少しハードルを下げて『セミリタイア』です。

幸い、現在実家暮らしで独身という身の上、多少の貯蓄があります。
そして、多少の無茶やチャレンジも出来ます。

あの手この手で生き抜いていけたらなぁと思い、今キーボードを叩いています。






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