『問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい』を読みました!

結構古い本ですね。
かつ…著者の方が巷では有名な山田真哉さんなので、読破済の方も多いかもしれません。
ですが『問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい』という本を今更ながらちょっとだけ語らせて下さい。

~始めに~
著者の方もおっしゃっていますが、山田さんの代表作である『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学~』やその他の著書を読んだことがない方向けのようです。
本の内容がかぶる部分があるのかもしれませんね。


自慢することではありませんが、私は一切読んだことがないので今回こちらを胸を張って(?)読ませて頂きました。

講義…というか、講演のような切り口と内容の本です。
「小難しい用語等は極力使わない!」
という意図と意思が窺えました。

頭にスッと入ってくる工夫がたくさん。
身近な実例を挙げて解説しているのが良いですね。親近感も覚えます。

…小さな町の飲食店が潰れない理由とか面白かったなぁ。

1人でやっている飲食店なのですが…

①持ち家で飲食店(店舗の賃料なし)

②自分ひとりで切り盛り(自分だけなので人件費なし)


③常連さんがやってくる時にしか店を開けない(無駄な仕入れなし)

等、経営に無駄がないんですよね。
その日のうちに現金収入として回収出来る確率が高そうだし…

これが敷居の高い料亭だと高額ゆえにニコニコ現金一括払い…というのは、ほぼないだろうしなぁ。
クレジットカード払いとか他の決済手段になる確率が高いでしょう!

(なるほどなぁ…)
と、店舗経営ノウハウの一端を見させて頂きました。


他に…損失額の出し方も面白かったですね。

例えば…

昼前までには必ず売り切れる大福(販売額100円)を1つ床に落とした損失→100円

いつも必ず10個は売れ残るドーナツ(販売額100円)を1つ床に落とした損失→0円

みたいな話とか、オモロイ。

中古本でも売っているだろうし、もしかしたら図書館にもあるかも?


気軽に読めるので『問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい』是非に!



コメント

  1. じんこ より:

    半額シール貼っとけばいいんじゃないか?

    • ある より:

      定価4,000円の弁当を半額2,000円で販売して、安く見せる作戦ですね。
      他に、高級弁当ということで、松竹梅作戦(例えば、松…10,000円・竹…5,000円・梅…2,000円)とか…
      限定○○個!早い者勝ち!とか…一流シェフ監修弁当とか…
      それこそ色々な手法がありそう!
      答えて下さり、ありがとうございましたm(__)m

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