とてもストレートかつ、強いメッセージを感じるタイトルの『ブラック企業を許さない! 』という本。
レビュー評価が高いのも納得。読んでいてとても勉強になりました。
正直、ブラック企業からは『逃げる』のが鉄則。
体力的にも精神的にも一番楽だと思います。
近頃は『退職代行』というサービスもありますしね。
私自身も迷わず『逃げる』ことを選択しました。
私が以前いた会社がブラック企業なのかどうかは悩ましいところではありますが、少なくともほのかには香っていたと思う(特に希望退職制度(自己紹介参照)を強行した頃は…悲惨)
さて、この本にはブラック企業と闘った方々の体験談が赤裸々に載っています。
そこら辺の能書き本とはワケが違います。実体験ですからね。
私自身はなかなか行動に移せないな…と思いつつも、勇気を頂ける内容でした。
メインの…
『ブラック企業につぶされないために』
『ブラック企業に立ち向かうには』
はとても勉強になりました。
『ブラック』に限らず『グレー』であっても参考になりますね。
夢・情熱・やりがい等、耳に心地よいキャッチコピーで人を集め、強制労働…というのはよく聞く話。
実際はとんでもない蛇の道。修羅の道に足を踏み入れていた…とか。
なのでまずは『ブラック企業』か否かを見分けるのが大事。
残念ながらブラック企業に入社してしまったとしても、早いうちにオサラバ出来れば傷は浅くて済む…
それらのノウハウ、対策が詳細に解説してあります。
ただ…入社した時は確かに『ホワイト』でも…
年数が経つにつれて(業績が悪化するにつれて等)『ブラック』になることもあると思うので…
常に自分の置かれた状況を客観視することが大事なのではないかと感じます。
別のパターンで、新入社員(若手)だけホワイトで、ある程度年を重ねた途端(様々な事情でなかなか会社を辞められない状態になった時等)ブラック一直線とか!?
足元を見られたりと、色々なパターンが想定されますよね。
4コママンガやイラストがたくさん使用されていて分かりやすいのでおすすめの本です。
特に『休憩、休日、休暇』のところとか、以前に書いたブログ(お昼休みの内線、嫌だったなぁ…というぼやき。や退職前、有給消化を拒否されかけた話)がつい思い出されます。
よろしければ、『ブラック企業を許さない! 』是非読んでみて下さい!
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