この話題を取り上げると死生観が透けて見えるし、読んでいる方の気分を害するかもしれないということで今まで控えてきましたが…少しだけ書きます。
…あ、考えてみれば透けるほどの思想など私にはなかったわ…
あくまで個人の所感で、偉そうなことをぶっこくつもりはございませんm(__)m
5月に木村花さん(22)、7月に三浦春馬さん(30)、9月に芦名星さん(36)、竹内結子さん(40)と自殺(と思われる)が続いています。
それぞれお仕事や置かれた環境、家族関係等々違いますが、今年は若い芸能人の方の自殺が多いように思います。
1人1人の自殺理由を突き詰めて、問い詰めたい訳ではありません。
ただポッカリとした穴が私自身のどこかに空いたままなんです。
木村花さんは亡くなるまで存じ上げなかったのですが、生前のプロレスラーとして強く元気な様子を見て…
三浦春馬さんは『ごくせん』の役柄が今でも自分の中で強く焼き付いていて…
芦名星さんはドラマを見たことはありませんが、クールビューティーなイメージの素敵な女性で…
竹内結子さんはドラマは見たことはありませんが、随所でお見掛けしている大女優で…
熱烈なファンでない私でさえ、何とも言えない虚無感があります。
『生まれ』は自分ではどうしようも出来ないけど『死』は自分で好きな時好きな場所を選べて、実行出来る…
そういう意見もあると思います。
私も究極的には自分で『生』と『死』を選んでいいと思っています。
その人の人生なら、その人がそれを決めるのは筋が通っていると考えるからです。
でもそれはあくまで『究極』です。
死ななくてもいい道があったなら…
誰かがサポートしてくれたなら…
どうにか出来る力が、誰かに、どこかにあったなら死を選ばなかったかも…そう思うと…
本人と周りの親しい人達にとって…
そう考えるとやはりモヤモヤします。
今の日本はギスギスして余裕がないのではと個人的には思います。
『どうして自殺したんだ。死ぬ前に逃げれば良かったのに』と言う同じ口で他方では
『こうなったのは自己責任。甘えるな、もっと頑張れ』と言います。
一時的に同情はしても、すぐに別の人や事柄を非難しに向かう輩(ヤカラ)がいるのは確かです。
そして、その人も結局心に余裕がないからそれを繰り返すのをやめられないのではと思います。
そしてコロナを引き合いに出すのはきっと論点がズレている!とお叱りを受けるかと思いますが、少なからず今年に限って言えば影響があるのではと思っています。
コロナとコロナによる経済的打撃、倒産、廃業、失業…負の連鎖の一つにこの事件があるような気がしてなりません。
歪んでいるこのコロナ禍から、いつ抜け出せるのだろうか…とズレまくった叫びをここに記します。
『生きているだけで儲けもの』誰もがそう思えるような優しい世界…あればいいのに。
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