カードキャプターみずほの今後は…

今更ながら『カードキャプターみずほ』という揶揄に、不謹慎ながらも笑いを隠せない今日この頃の私です。


私は元の作品を知っているので、頭の中に一緒に映像が浮かんでしまってツボを激押しされてしまう…
私は時折、ルネ岩田さんのYouTubeチャンネルを視聴しているのですが、彼の動画で最近このワードを知りました。
『この無駄のない皮肉、スゴい』
と思って検索してみたところ、2021年2月に発生したみずほ銀行のシステム障害(ATMにキャッシュカードが取り込まれ返却されない等の事象が発生)が元になっており、その時ネット上でこの言葉が流行ったようですね。
始めに言い出した方のセンスに脱帽。
『苦労カード』いう皮肉のもあるらしいですね…クロウカード、いえこれ以上はノーコメントで(^^;)

しかし真面目な話、みずほ銀行の利用者にとっては複雑な気持ちになりますよね。

3行の合併前からご贔屓の方は特に
「なんでこんなことに…昔はこんなんじゃなかったのに」
と愚痴の1つや2つや…いやいやもっと言いたくなる心境なのかもしれません。

私はみずほ銀行にお世話になったことはありませんが、日本有数の都市銀行としてもちろん存じ上げています。
全然関係ないですけど、みずほのロゴマークは好きなんですよね、ブルーがクールで。
そんな関わりの薄い外野の私でさえ、何だか残念な気持ちになってしまう…

全てを詳しくは書きませんが、それ以来の今年だけで(2021年)何度もシステム障害を発生させているみずほ銀行。
インターネットバンキングやATMで一部取引が出来なかったり、一部の送金が遅れたり、窓口での取引が停止になったり、ネットワーク障害によるATM使用不能だったり等々、盛りだくさん。


しかも、現在完全なる原因究明が出来ていない状態とのこと。


金融庁も何とかせにゃアカン!となったようで…
今年の『カードキャプターみずほ』事件が少し落ち着いた頃に立ち入り検査を実施。
結果として、検査中にも関わらず、異例の業務改善命令を出しました。年内のシステム更新や保守等の計画を最小限にせよ等を命じて、システム管理への監督を強化しています。

私は素人なので詳しく語れませんが、ニュースを読んだ限りでは、合併する前の3銀行のシステムを曲がりなりにも生かしているからこその障害…なのかなと思います(MINORI【みのり】という中枢システムがあったとしても)
その結果、手に負えないバケモンシステムと化す…
これを『俺のシステムに合わせろ!』と1銀行だけのシステムに統一していればここまで面倒くさくならなかった気がする…
その証拠に他に合併を経験した銀行は、ここまで障害を頻発していません。

旧各銀行のプライドかしがらみか分かりませんが、全部尊重しちゃったんでしょうね…

↓ついには、こんな本(みずほ、迷走の20年)まで出版されました!クールなブルー本…

お察しの通り、内容は…フフ。
当事者であるみずほ銀行(特に経営陣)はどんな心境なのだろう、気になる…(性悪な私)



野次馬根性で恐縮ですが、みずほ銀行のこれからをウォッチしたいと思います。
みずほ銀行関連で自分の他の記事を振り返ってみると、みずほ銀行は話題に事欠かないと感じるなぁ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました