家解体費用に対する補助金について考える

このブログに気が付けば連載のような形で書いてきた、故・祖父にまつわる相続の件。

ありがたいことに、祖父宅&近くの土地の一部を売却する目途が一応ついているのが現状です。



さて。
ある日の午前中、一本の電話が。
親戚「○○さん(母のフルネーム)のお宅ですか?△○さんと言う方が、亡くなった◇◆さん(祖父の名前)の宅地を借りたいそうなんですが…折り返し連絡待ってます」
とのこと。



既に不動産屋さんと連携して売却の最終段階に入っている為、母は早速丁重にお断りの電話を入れました。



…まぁ、仮にもし買い手が見つかっていない状態だったとしても…母はきっと断ったことでしょう。

よくよく話を聞いてみると…借りたいと言っている人は、その親戚の知り合いの知り合いということで…
(いや、誰やねん!!)
というツッコミレベルで赤の他人ッス。
うーん、ビミョー(;´∀`)
プロである不動産屋さんからの電話ならまだしも。

それに仮に貸したとしても、田舎なので格安賃料なのは確実。
この宅地の固定資産税を当然我が家が継続的に払っていくことを考えると、手元に残る利益なんて期待する方がナンセンス。
どのくらいの期間借りてくれるのかも、このご時勢だから余計に不透明であやふやだし。


現在の祖父宅はリフォーム必須レベル(築年数の上でも)なので、あくまでも可能性の中の1つですが…いざ家を解体という流れになったとしたら…

家解体費用に対する補助金が出なくなる可能性大!!

補助金が出る出ないの条件は、自治体によってかなり様々のようですが…

一度誰かに家を貸してしまうと、それは『空き家』ではなくなる訳で…
少なくとも『空き家対策で家を解体する』という側面では補助金利用が難しくなるのではないかと思います。


ぶっちゃけ、家の解体費用は高額です。
昔の簡素な家ですら、100万以上はするのではないだろうか。

しっかりとした現代の家なら…金額をそろばんで弾くだけでも恐ろしいことだ…
これから解体料金相場がどんどん上がっていくという予想もあるみたいですし。



ロクに収益が出ない賃料相場&貸すことで被るかもしれない将来のリスクを考えると…
やはり売却へ向けて頑張る方が現実的、となる訳です。
…あくまで、私達のケースですが。


なので、もし皆様が相続の当事者になった場合、よく考えた方が良いですね。
考えるのはもちろん、自分の自治体はどのような場合にどのくらいの補助金を出してくれるのか。
またはどのような支援をしてくれるのか調べたり、直接お役所の方に聞いてみるのもおすすめです。


具体的に質問すると、有益な打開策を提案してくれたりもするので…
向こう(お役所の側)から積極的に教えてくれないからと言って、そのまま諦めてしまうのはもったいない話です。
お役所は利活用してこそ!や!!

ダラダラと語りましたが、少しでも皆様の参考になれば幸いです。



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