「○○会社(地元では超有名&超名門)にせっかく入社したのに辞めちゃったんだよ。○○君がねぇ」
「今の若い子らしいね~」
「そうだねぇ。もったいない気がするけどねぇ」
………。
「ウチの長男の嫁が…」
「ウチの嫁にね、法要のお金○○円で良いよって言ったら、本当に私が言った金額○○円を持ってきてね…びっくりした(※多分、言った金額より多めに持ってきて貰いたかった?)」
とか…これは私の母の実家近くでおばあさんがしていた世間話。
うむ、実に田舎らしい。
田舎オブ田舎。
ベストオブ田舎。
何か壮大な賞でもあれば、差し上げたいくらいの純度の高い田舎。
良くも悪くも、相互監視社会なのだろう。
そして昭和の幸せのステレオタイプが、この時代にも同じように幸せのカタチとして通用している風土。
いい学校へ行き、いい企業に入社し、いい嫁を見つけ、いい子供を育て上げ…その為の努力はするべき。
結婚して一人前。家も建てればなおよし、的な?
ただ、抜け駆けし過ぎていると何かイライラするから、いい感じに謙虚に過ごしてくれよな?
日本人らしくネ♪みたいな感じか?
以前のブログにて、移住についてモノ申す!的な記事を書いたのですが…こういう田舎っぽさがダメな人は旅行はいいけど移住となるとキツいだろうなぁ、なんて思います。
前にチラッとご紹介した『地獄の田舎暮らし』を読むと、もっと濃密な田舎のリアルが垣間見えますので、よろしければ。
○代前から村(集落)にいないと、メンバー(村民)として認めない!!みたいなアクの強いところだと悲惨(-_-)
最初はお客様扱いから始まり、徐々に本性を見せていく手口のところも多いんだろうなぁ、きっと。
もちろん田舎にもそれぞれ個性があるし、濃淡もあると思うので…あくまでも参考程度に留めておくのがベターですが。
しかしながら、田舎への『覚悟』や『準備』には最適なテキストかな…と思います。
備えあれば何とやら。
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