とある平日の午前中にファミレスを訪れた私。
近くの席にはキャップを被った60代くらいのおじさんと、50～60代くらいのちょっと神経質に見えるおじさんが座っていました。
コンサルおじさん「いやぁ。今イーサリアムが下がってて買い時なんじゃないかなと思うんですよ」
神経質っぽいおじさん「そうなんですね。○○はどうですか？」
コンサルおじさん「ああ、これはどうかなぁ…ビットコインなんかは…」
ちなみにイーサリアムやビットコインは仮想通貨のことです。
私もペロッと舐めて損してすぐ撤退したので、今はやっていませんから詳しくはありませんが…
正直、未だに良く分からない。
個人的偏見ですが、良い意味でも悪い意味でもギャンブラーがやるものじゃないかなぁ…
だがしかし…私が知らないだけできっと何かコツがあるんでしょうから、ギャンブルと一緒くたではないのかも？
ともあれ、そのキャップの男性は仮想通貨のコンサルっぽいのをやっているみたいでした。
有料か無料か分からないけど、有料だったら結構お小遣い稼ぎ出来そう…太客がいれば尚更。
今回の盗み聞きした会話の中で男性が60代だということは分かりましたので、下手に大変なつまんないバイトをするより、やりようによっては数倍のやりがいやお金が稼げそうではあります。
…こんなことを言いましたが、せめて彼が良心的な人であれと願います。
さて、お昼くらいにコンサルおじさんの元にまた別の人達がやってきました。
セレブっぽい気品を纏った女性2人組。
この2人の関係性は分かりませんが、共に60代～70代くらいにお見受けしました。
そのうちの1人がやたらとチラチラ私を見てくるので、警戒されていた気分…
『何だこの馬の骨は…』みたいに。
お金が絡む話だと、ざっくばらんに楽しくという感じではないのかもしれませんね。
やっぱり話すのは投資に絡むこと。システムで仮想通貨を買う手順とか、買う資金をクレジットで決済する為の手順とか手取り足取り教えていましたね。
さて、おやつ前くらいには入れ替わりで今度は老夫婦2人がコンサルおじさんの元へ参上。
やっぱり色々とレクチャーされていました。
コンサルしている層を見ていると、概ね結構お年の方。
ターゲット層とか決めてるのかなー、知らないけど。
何かの話の流れである女性が
「今の80代は結構年金貰えるけど、私達はね～年金少ないから」
と話していたのが印象的。
まぁ、年金少ないから、そして将来が不安だから投資したいんでしょうけどね。うん。
ただ、歳を取ってから投資するリスク（投資金額の額にもよりますが）をきちんと理解しているのか、傍観者ながら心配になりました。
だって、投資って失う時は一瞬だからさ☆（経験者は語る）
若い人なら『若さ』とそれに伴う『労働力』で何とかリカバリー出来るかもしれないけど…
歳を取ってからは、きっともっとキツい。
貧困老人という言葉を聞いたことがありますが、誰だってなりたくないだろうしなぁ。
しかし一口に『貧困老人』と言っても…本人が感じるレベルやそれに至る過程はきっと千差万別。難しいところですね…
お腹の中で色々と渦巻くものがある数時間でした。
ちなみに私は夕方にはファミレスを退店しましたが、コンサルおじさんはその時まだお店にいました。
一体、1日に何人と会うんだろう。ちょっと気になるところ。
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