宗教は日常生活に溶け込んでいる。勧誘も同じく。

時勢柄ということもあり、少々宗教について語ってみようと思います。

日本人は結構、宗教について斜に構えている方って多いのではないでしょうか。
実は、私も割とその部類。

たまに、真面目で堅物な人に対して使う冗談にも利用されたりしますよね。
「アイツ、すぐ怪しげな宗教にハマりそうだよなー」
融通が利かないヤツほどどっぷり浸かったら最後、アハハ…みたいな。

これは行き過ぎだとしても、宗教にハマっている＝ヤベー奴かも！？という図式が根底にある人達って多いと思います。

日本は色々な宗教を受け入れる側面がありながら、その実態は単なる興味の薄さや無関心だから？という部分もあったり。

実際は冠婚葬祭にしろ、クリスマスにしろ、初詣にしろ、日常には宗教って知らず知らず溶け込んでいるんですけどね。
寛容であり、実はあまり深く意識しないのが日本人の良さでもあるし悪さ（？）なのかもしれない。

私自身は、宗教は自由だとは思います。
日本だけではなく、世界でも宗教の教えによって救われている方も多いと思うから。

ただ、宗教に付随する部分でトラブルが起きやすいのも事実。
『政教分離』の件だったり、『お金絡み』だったり。
小説や漫画、アニメや映画等の娯楽だけの世界だと思えるほど、遠いモノでもない。
これは別に怪しげなポッと出の宗教だけに限らず、昔からの宗教も含まれます。

とはいえ、一部だけでしょうけどね。珍しいから各所で取り上げられる訳ですし。
そんなにロクでもないのが多くのさばってたら、社会が崩壊してしまうよ…

後は何と言っても『宗教勧誘』の問題はありますね。
意識・無意識に関わらず、どこかで何かしら見たり聞いたりした経験がある方は多いのではないでしょうか？
むしろ、自分が勧誘されたことがあったりも。

私も過去に実際、自宅に来た2人組によく分からん宗教を勧誘されたことがあります。
1人は付き人みたいな感じで後ろで控えていて、1人が前のめりに経典だか広報誌だかを開いて熱心にしゃべり始めました。
私が止めるまでマシンガントークしていたなぁ。
嫌悪感を露わにした私が、その口を強引に遮ってお帰り頂いた経験があります。

そして、会社帰りの道で宗教勧誘っぽい？と思われるようなこともありました。
路上で宗教勧誘！？連行されそうになった話にて詳しく話していますが、連行されていたらどうなっていたのかちょっと興味がある（実際に行ったらヤバそうだから、首は突っ込みませんでしたが）

ところで、以前私のブログでファミレスで見かけた宗教勧誘場面についてという記事を書きました。
その時に勧誘していた宗教は『ウチの宗教以外の全ては、何の役にも立たねぇ、クズ教だ』みたいな感じでかなり排他的。攻撃的だったのが印象に強く残っています。

皆が気軽に行けるファミレスは、結構宗教、他それに限らず様々な勧誘に使われる場所です。

以上、私の体験談でしたが…案外、別世界の出来事だと考えがちな宗教の何ちゃら…というのは身近に確かに在る。
決して他人事ではないな、と感じます。

ちなみに、過去某カルト宗教に入っており現在はやめた人のエッセイ漫画をkindleで読んだところ…
カルト宗教にハマっている人は、同時にマルチ商法にも入っていたりすることもあるらしい。
※私が、若気の至りで謎のセルフ潜入捜査をしたアムウェイヤバイぞ！体験談にて少々空気感が皆様に伝われば幸い。

『妄信』という面において両者は相通じるものがあるのかも…？
本来『信じる行為』そのものは尊ぶべきことだとは思いますが、どこまでもそれが裏目に…

単純に『宗教勧誘』と言っても、その裏、そして派生する様々なネットワークの闇は深いのかもしれません。

皆様も、くれぐれもお気を付けください。