知らなかった献血の世界

はるか遠い昔、高校時代に献血バスが来た時、何だか良く分からない好奇心で200ml献血した思い出があります。


血の数値上、否決(?)された子もいる中、私は大丈夫だったので気合を入れてバスに乗り込んだなぁ…
乗ったバスでは既に他の子が献血中で、その子が看護師さんから『良い血だね~』と言われていたのを『お~凄い』と感心していたこと、朧気ながら覚えています。


その時は初めての献血ということもあり、私自身はとにかく狼狽、緊張を終始身にまとっていましたねぇ(;´∀`)


何せ針が刺さる瞬間を見るのが苦手(というか見られない)なので…
それに、採血の針と違い献血用の針は正直ぶっといです。そして採血の針より、若干ですが痛いのは否定出来ません( ;∀;)
刺してしまえば後は楽なんですけどね…(←ここ重要!!)


そんな経験から、それ以来10年以上30歳過ぎまで献血バス、献血ルームからは全く縁のない生活を送ってきました。
身近に献血やっている人がいなかったし、そういう話題にもならないし…
正直、人生で何かのきっかけ(親族に大病をした人がいるなどの強い動機に限らず)がないとあまり近寄らない場所、空間かなと私自身思います。

では、なぜ唐突に献血に行き始めたのかと言いますと、高校時代と同じ『好奇心』からです。
きっかけは当時一緒に働いてた男性が献血をしに行っているという話をしてくれたからです。


『まぁ、このくらいは役立てるから』


という、本当に何気ない一言。
その人は、自分自身が数年前に病気になり医療にお世話になったからという経験もあり、献血を続けているのだと思います。
それを聞いて『そう言えば私もずいぶん昔にやったことあるな…』と思い出し、以降たまに献血に行っています。
正直、世のため人のためというよりも、もう少し軽ーい気持ちでしています。


お菓子や飲み物、キャンペーンの品物など貰えるし、ついでに人のためにもなるし…という感じですね…


でも、そのくらいでないと私は重苦しいのが苦手なので、ダメかも…(;・∀・)

私は今でこそ献血Web会員サービス『ラブラッド』のなんちゃって会員ですが、10年以上ぶりの献血の時は心臓がバクバクしました。
あまりにも久しぶりだと『献血初心者吊り下げ名札』を首にかけられるんですね…知らなかった…
…その名札の人は『大丈夫ですか?』と手厚く気遣われますよ(´▽`)
当時は有り余る(!?)ヘモグロビン数値で、無事に献血出来ましたが、相変わらず針を刺す瞬間は見れませんでした。
というか、今現在も針を刺す瞬間は見られません。
献血中も針が刺さっている自分の腕を見られないので、刺されている腕の方は、布を被せないと無理です。
でもそれ以外は大丈夫なので、気が向いたらフラッと訪れています。


献血が済んだらいつも貰う紙です。
患者さんを守るため、変な血はいらんぞ!ということです(当たり前ですね)

献血が終わったら飲み物などを飲んでゆっくりしてからいつも帰ります。
車で来た場合、提携している駐車場なら駐車場料金は献血ルームの方で負担してくれるので急いで帰らなくても安心(^^)


こちらはヘモグロビン数値が低すぎで献血が出来なかった時に貰った紙と冊子です(両方ともありがたいご指導が書かれています(^○^))


献血には…

①全血献血(200mlか400mlで、患者さんの安全という観点から400mlが主流)

②成分献血(血から特定の成分のみ取り出す。体重により取り出す量は異なる)
 【血漿成分献血】か【血小板成分献血】です。

『11.6』このくらいの数値だと、貧血ではないけど人に分け与えるほどの余裕はないという感じらしいです。
成分献血なら『12』から出来るので、あと一歩でしたね(;^ω^)

ちなみに私が献血出来なかった時は、以前勤めていた職場が希望退職実施後に人員不足になりお昼を夕方食べるようになった時や、単に栄養不足が続いた時、そして生理後などですね…( ;∀;)

皆様も『ちょっと体験してみようかな』と思われましたら、行ってみて下さいませ。
興味本位で全然大丈夫だと思います!私もそうでしたから(^^)

各地の献血センターによって、特色あるキャンペーンを打ち出しているはずですので、それを楽しみに行ってみるのもアリだと思います!

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