高齢者同士のコミュニケーション。素敵だと思うけど…

高齢者同士のコミュニケーションは、当事者にとっては癒しであり日常生活の活力にもなっていると思います。

この時代…二世帯同居等が珍しくなりつつあり、それどころか世代を超えた地域や特定のコミュニティでの繋がりが希薄。
それがいいのか悪いのかは、また別の議論となるでしょう。
しかしながら、そのような背景を背負っている方が多くなっているのは、純然たる事実でしょう。


そんな中…
歩んできた道は違えど、同じ時代を生き抜いてきた同世代同士の繋がりは至宝のようなものなのではないでしょうか。
共通の話題もなんだかんだ多いだろうし。

大げさに言えば、まるで戦友のような…

実際、平日に飲食店やカラオケ店等のお店に行くと、高齢者同士の集まり&触れ合いの場面は多く見ます。

私がそのようなお店にひとりで突撃すると、気まずくなるくらいの覇気や活気がありますね。

「若ぇのが、真昼間からひとりで何やってるんだべや?」
とか思われているのかもしれないけどネ!
まぁ、考えるのは無駄。
人の心なんて読めないし。

そういえば…この間平日の昼間にスーパーに行ったんですよ。
平日の夕方以降とは様子が違い、やはり高齢者率は高い気が。

買い物を済まし、私はお店から出ようとしていました。

が、出入り口あたり。
何やら人の流れが滞っている。
というか人が集まっている。

(何だろう?)
と遠目からチラッと見えたのは、転んでしまった高齢者。
周りにいる人も高齢者。

「助けたいけれど、持ち上げられないね」(この人もお年を召しているから)
「誰かに持ち上げて欲しいね」
という高齢者同士の会話が聞こえてきました。

結果、当事者である転んでしまった高齢者を周りの人達で何とか立ち上がるアシストに成功。

無事に再び歩けるようになりました。

(私は今日…この光景をたまたま見て、珍しく思ったけど…)
(平日日中では、何ら珍しくないことなのかもしれないな…)

と何となく感じました。

世代間の交流が希薄(色々な理由で)である弊害じゃね?でも、仕方なくね?…というのはあまりにも安直で乱暴。

高齢者等の社会的に弱い立場になりがちな方達を見守り気配り(それもあまり負担なく)する社会システムが大事だよな…と感じます。
もちろん、高齢者同士の助け合いは素晴らしいし、素敵です。
ですが、歳にはやっぱり勝てない部分も確かにある訳で…(個人差はあるけど)

うーむ。
いい案は、私のポンコツ頭脳では思いつかないな。

皆様はどう思われるでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました