自動精算機が病院に導入、時代を感じる

祖父のお葬式が終わって間もなくのこと。
救急でお世話になり、そのまま死亡診断をして頂いた病院に行き、医療費を支払ってきました。
請求書が郵送で届き
①病院で支払う
②振込

という選択肢がありました。
私は病院で支払うことに。
理由はシンプルで、金融機関に振込手数料を払わなくて良いから。
そして、領収書に病院名の記載があるから
(振込だと、領収証に金融機関(銀行名等)が記載される…らしく)
患者サイドと病院の間に金融機関を挟む必要性を感じなかったので、直接病院に行きました。


入り口はコロナ対策で消毒液と体温測定機器がスタンバイ。
不届き者がいないかどうかの監視役(?)で2名がその近くで待機。

救急の時と同じはずなのに、なぜか少し違う感覚な気もするけど…
多分それは、あの時と来院の目的が違うからですね。
と、ちょっとだけセンチメンタルな感じになる私。

さて、私はあまり病院に来る機会がなかったので、病院の事務機械化にイチイチ驚きました。
医療費の支払いって有人の窓口でやるのかなぁ?と思っていたら『自動精算機』が窓口近くにズラズラ~っと何台も設置してありました。


請求書にバーコードが記載してあるので、それを機械に読ませれば金額が表示されます。
そして、現金、クレジットカード等支払い方が選べ、診療明細(このような処置、そしてこの薬を使用しましたという具体的な詳細の紙)を出すかどうか等、機械がきちんと私をゴールまで導いてくれました。


使い方難しいのかな…と若干不安でしたが、機械が細かく指示してくれるので概ね杞憂に終わりました。

このような優秀な機械を目の当たりにすると、いよいよ事務職が要らなくなるのかなと考えてしまいます。
確か将来無くなる(完全には無くならないだろうけど)職業の代表的なものが『事務』と、どこかで見たことがある…
私は前職ずっと事務職で働いていたのですが、機械がやってくれたら楽=実際に導入したら人件費要らないな~とボンヤリ感じてましたし。

唐突ですが、某通信教育講座で人気ランキング上位常連なのは『医療事務』です(私調べ)
確かにまだまだ人から機械への過渡期でもあるし、そもそも機械化を考えていない小さなクリニックもあるので今のところ食いっぱぐれはなさそう(その資格を役立てるかはまた別の話で)

でも遠くない未来は…何でもそうであるように『永久』に変わらないものはない訳で…
そう思うと『先見の明』というのは本当に大事な才能、能力なんだろうなと思うのです。



実は『自動精算機』便利だなぁ~とか色々と頭の中で考えていたせいか、病院のロビーのソファで財布から小銭を床にバラまいてしまったのは秘密です(バラしとるやん)
チャリーン♪と場違いに響く硬貨の音。
嗚呼、転がる音も雅やなぁ…ってなんでやねん!
鐘が鳴るなり法隆寺。金が鳴るなり病院内。

…そんな恥ずかしい1ページがあった日(^^;)



コメント

タイトルとURLをコピーしました