タイトルを見た瞬間、私の目は釘付けになりました。
『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? 』
(か、考えたこともなかった。何ソレ?何この切り口。面白そう…)
日本の昔話を税金という視点で語る斬新さに心臓を撃ち抜かれた。
実際に読んでみたのですが、想像通り刺激的でしたね。
昔話に出てくる登場人物とのある意味殺伐とした?臨場感たっぷり?の会話。
テンポの良い掛け合いがやみつきになります!
昔話の裏側やめでたしめでたしのその後を大真面目な角度から思考・分析するとこうなるのか…
こんなにも笑いに…じゃなかった、真面目な教本へと変わるのか、と。
いや、実際笑いが結構占めてるかな…体感として。
さて、せっかくなので少しだけ内容をご紹介させて頂きます。
『桃太郎のきびだんごは経費で落ちる』
理由:犬・猿・キジへの給与だから
…まぁ、そうですよね。現物支給の給与だ。タダ働きだなんて許しませんよ。
桃太郎が雇い主。
愉快な動物たちが社畜(オイ…)
『鬼退治して奪い返した財宝は課税対象』
理由:経緯はどうであれ、儲かった以上は所得税を払うシステム
…法によると、収入の基因となった行為が適法であるかどうかを問わないらしい。
確かに適法違法うんぬんを一応考えてみれば『実力行使で奪い返す』というところが野蛮だし、その財宝の元の持ち主は複数いらっしゃるかも?
そうなると決して清廉潔白ではないかな。
ここでは具体的に言えませんが、グレーな事業や会社って世の中に溢れていますもんね。
ま、とにかく儲かったら税金取るからな!ってことです。
かぐや姫(なぜかパパ活女子枠として登場)も男性から貢ぎ物を貰ったら、それは所得となる。
つまりモノを貰ったら、月に帰る前には確定申告しなくちゃね!ってことです。
分かっちゃいるけど、夢もロマンも情緒すらもないなぁ…(;´∀`)
だが、そこがイイね!
他にもリアル昔話(世知辛い税金話)がたくさんあって、面白いです。
機会がありましたら、是非『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? 』読んでみて下さい。
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