煽り運転に至る心理。
面白おかしく目立ちたい愉快犯はとりあえず置いておきます。
多くは…
『~すべき』という正義感が煽り運転を引き起こしているのだと思います。
それは世間一般、そして法律的には…という視点の正しさではなく、自分の中の正しさ(すなわち正義)の基準によるものではないでしょうか?
Aさん「制限速度は当然守るべきだろう」
Bさん「はぁ?チンタラのんびり走っている車は、道を譲るべきじゃね?」
Bさん「例えばさ…どっかの空いているスペースに停車するとか、気を利かせて車線変更するとかさぁ」
この2つの正義のぶつかり合いって世の中に溢れていますよね。
さて、車のドライバー末席の私。煽り運転の被害を受けたことはそれなりにあります。
というか、軽いものなら日常茶飯事かもしれません。
①車間距離を極端に詰める
これはよくありますよね。
車を運転しない方もよく見る光景だと思います。
「オラオラ!急いでんだよ、トログルマ!」
という圧がスゴい。
(よくぶつからないよな…怖…)
と平静を装いつつ、内心は後ろの車をガン見して冷や汗ダラダラ。
中には…今すぐ車線変更して抜かすことが出来るのにも関わらず、しばらくこの煽りを楽しんだ後に急加速して抜かしていく『弄び型』もいます。
なんつー輩(ヤカラ)だ…こういうのは、からかわれ成分が含まれている分だけ特別に不快っすわ。
②急ブレーキをさせる(する)運転
走行中の車の直前に入ってくる強引な割り込みはよくあります。
『これからあなたの車の前に入らせて頂きますよ~的な幅寄せ』なしで、いきなりドスコーイと入ってくる車の多いことよ。
割り込まれる側も、急ブレーキを視野に入れないといけないギリギリな線の時もあります。
迷惑極まりない…
…以上、この2つが多いですね。
私は経験したことがないですが、他にも…
不必要なホーン(クラクション)の音を響かせたり、執拗なパッシングやハイビーム攻撃等色々とあるようですね。
いや、野生動物の威嚇かよ!?
…取り乱しました、スミマセン。
後、こちらの本『あおり運転 被害者、加害者にならないためのパーフェクトガイド』によると、全国運転ローカルルールなるものもあるとか…
ご当地グルメやご当地キャラのように交通ルールにも『ローカルルール』が存在するらしい。
例えば『名古屋走り』とか、地名が付けられていたり。
正直恥ずかしいだけで、ありがたくないですよね(;´Д`)
法律に違反するようなものは、『郷に入っては郷に従え』はキッパリはねのける勇気が必要ですね。
結局、煽り運転に巻き込まれない予防としては…
『邪魔と感じさせない運転をすること』に尽きますね。
「ルールだから絶対守る!」
という姿勢は素晴らしいですが、制限速度キッチリに走っている乗用車は、うーん…ぶっちゃけ少ないと思う。
『道路上の車の流れ』もある程度は考慮しないと…という雰囲気もありますよね。
なかなか難しい問題です。
コメント