リボ払いから解放された男女の話

とある日、とあるファミレスで一組の男女(推定20代)が話していました。
テーブルには書類が広げられており、安堵の様子が窺えました。

男性「やっとリボ(払い)から解放された」


女性「そうだね」


男性「考えてみれば、毎月の支払いがこんなに少ないハズないもんな」


男性「良くユーチューバーが『リボ払いはヤベェ』って言ってたけど、マジでヤベェーな」


女性「○○(男性の名前)が何とかしてくれるって思ってたよ。とりあえずスッキリして良かった」


男性「今まで金ねーのに、お金持ちの生活してたわ、本当」


男性「今の俺じゃ、生活費すらままならねーもん」


※会話を一部改変していますが、大筋はこんな感じでした。

この会話だけ見ると、もしかしたら
『馬鹿ップルだな~』
と思った方もいるかもしれません。
しかし、フォローする訳ではありませんが、日本のお金に関する教育ってロクになくないですが?
中学までの義務教育、そして高校ですらお金に関する実践的な教育(経済のシステム、投資等)はない気がします。
もしかしたら、今はあるのかな?分かりませんが。

『リボ払い』は某大手銀行ですら、名前を可愛く変えて顧客(カモ)におススメしていますよね。
他の企業も具体的には言いませんが、どこかラブリーだったり、カタカナでカッコ良くしてみたりして『リボ払い』の素晴らしさをゴリゴリ押してきます。

…全然素晴らしくないですよ?

地獄のグルグル返済が始まるだけです。
いつまで経っても何故か返済が終わらない~アレレ、おかしいぞ?


この若者カップルを『バカ』『アホ』と一言で斬り捨てるのは酷な気がします。
もちろん、きちんと契約する時に諸事項を確認するのを怠ったのはいけませんし、分相応の贅沢をしてしまったのはいただけないでしょうが。

私も下手をすれば、彼らのようになっていたかもな…と思うと複雑。
こうやって無知な弱者(あえてこう言います)からむしり取るやり口なのは悪意のあるセコさというか、何というか…

唯一の救いはこのカップルが明るく前向きだったこと。
推定20代の彼らは、若くして経験したこのことを糧に出来ることでしょう(多分)


そして当然のことながら、若くなくても世の中には他に色々と罠があります。
私の家族に実際起こった出来事があるので、よろしければこちら(通販詐欺サイトに騙されそうになった話)も読んでみて下さい。

…私も、気を付けよう。他人事じゃない!


皆様もお気を付けを!!

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