宮城の廃墟、天使の温泉へ

2022年、秋に訪れました。
こちらに来るきっかけは、ネットでたまたま見た『天使ランド』という遊園地の廃墟でした。
なかなかに味わい深くなったボロ…趣のある遊具がたくさんあったようですが、現在は撤去されて太陽光発電となったようです。

しかしながら『天使の温泉』関連は現存しているようなので、行ってみることに。

以前ブログでご紹介した『七ヶ宿ダム』(詳細はリンク先にて)の近くだったので、ついでという位置付けで寄ったのですが…正直舐めてました。

レベルが高い廃墟

『天使の温泉』の入口近く。施設の顔…と言っていい場所にこの建物があります。

その前には看板が2枚ありまして…

『天使の温泉』について恐らく書かれている看板と…

↓天使の女の子達が仲良く寄り添っている看板…というか、もはや絵画!?


草が生い茂っているせいで『草原に寝そべる天使』みたいなタイトルが付けられそう…
草とコラボ絵画。

↓さて、入ります。

『駐車場←』という案内板が指し示す場所あたりに、短時間駐車させて頂きました。

↓こちらの建物は入口に近いので、受付だったのかな…?

案内するようなフロントっぽさを感じます。

↓受付(推定)を間近で見てみます。

左は神聖な母子の像(?)右は倒れてくたーっとなっているけど、ミニーちゃんっぽい。
まるで、狩猟民族に捕らえられて今晩のメインにされそうな格好。

…というか、ガラスが盛大に割れていて非常に危ない。地面にも散らばっています。
これは自然の脅威によるものなのか、誰かのイタズラなのか…私には判断が出来ません。


↓受付(推定)の建物を内側に回り込む。売店だったみたいです。

手前のデカ石について何やら書いてあります。
(………)
…うん。何やら長々書いてあったっぽいけど分からん。
ただ…最後の文だけははっきりと視認出来る…
スピっているな…(スピリチュアルに傾倒している雰囲気を感じる)多分…

↓別の建物へ。ガラスがほとんど割れている箇所も。のほんとした天使のマークが逆に痛々しい。

中の様子が丸見えですね。風通し抜群(皮肉)

↓左側に視線を移す。2階に登れる外階段がある。1階には食堂の機能があったんですね。

『食堂』の看板の左あたりの出入り口が開いていたので覗いてみます(立ち入ってはいません)

調理器具や設備がそのままの状態で残されているみたいです。
手前は懐かしの学校の家庭科室のような感じで、奥が座って食べるスペースになっていたようです。
当時は皆でワイワイ作って、食べて、盛り上がっていたんでしょうね…きっと。

『食堂』看板のあった反対側(外より撮影)ガラスが清々しくなるくらい割れている…

…なぜか外に消火器が転がっている。故意じゃないと、外に転がらない気もするけどどうなんだろう?

↓さらに奥へ。何やら可愛い子供向けの遊具(?)が。

↓中を覗いてみると、どうやら宿泊施設のよう。

↓奥まったところには、満を持しての『天使の温泉』が姿を現します。

↓自然と人工物(粗大ゴミ)に呑み込まれゆく温泉。

↓こちらも宿泊施設(?)くたびれてはいるけど、まだまだ使えそうな雰囲気はあるけどな…

このような感じで散策してみましたが、こんなにボロボロな廃墟になっているとは…
ネットでこちらの施設の写真を拝見した時は、もっとマシだった気がするのですが…

果たして、恐ろしいのは自然か人か…真実は闇の中…

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