昼食抜きで仕事をするのは美徳なの?

私が遥か昔に新入社員として入社した頃は『お昼』は『お昼』の時間帯に食べられていました。
もちろん、年長者の方々が若手である私に気遣ってくれた側面もありますが、当時の会社は恐らく一般的なホワイト企業だったからだと思います。



私は事務職として採用されたこともあり、営業と違いある程度は仕事配分、仕事時間のコントロールが出来る環境でした。
大前提として、職場に人が十分配置されていたことがありますが。

しかし、そういった職場環境はある時あっけなく崩れ去ることがあります。

それは自身の部署異動だったり、仕事内容が変わったり、人員カット令だったり…

もしかしたら、同僚、上司、部下等からの嫌がらせが原因かもしれません。

いずれにせよ、異常事態です。

ただそれが、自分の努力で解消できるか、できないか、我慢するかどうかはそれで判断しますよね。

外的要因ならどうしようもないので、度が過ぎれば辞めることも視野に入れるのが私自身の行動です。



ちなみに人員カットならもうどうしようもないです。
1人が出来る仕事というのは限界があります。



私は前職を辞める前、人員カットの影響で、お昼になかなか行けない状況が続き、体を壊し始めました。

自慢ではありませんが、私は滅多なことでは会社は休まなかった方です。
しかし、それは『人間らしい生活』をしてこそ。

不規則なお昼が続き、眩暈はするし、風邪は引きやすくなるし…
血液検査は悪化…

とにかく今までの概ね健康体だった自分が徐々に壊れ始めているのを感じました。

恐らくこれを見ている方で『大したことないよ』と感じる人もいるでしょう。

でも、自分の体は何に強くて、何に弱いかは人それぞれなんですよね、結局のところ。

それに、一度壊れた体と精神の治療代は当然会社は持ちません。
『勝手に病んだんでしょ?』です。

こんなことを言うとアレですが

(手取り20万もいかないのに、こんなの耐えられるか!)


という気持ちは、会社勤め終盤に思ったことです。

でも大多数の人はそれでも残るんですよね。


そこがある種の同調圧力と言いますか…
(皆も我慢して一生懸命仕事しているんだし、私も泣き言言わずに頑張らなきゃ)
足並みを揃えて耐え抜くことこそ、素晴らしい。和、である…?

生活リズム的には、刑務所よりも劣るというのに…

『会社勤め』という『安定』が
『不安定』な『日常生活』を受け入れるんです。


ちぐはぐ。つぎはぎ。そして…行き着く先とは…?


だからと言ってはなんですが、会社以外からの収入って大事だなとつくづく思うんです。
心の安定剤という部分でかなり重要。

会社と何もかも一蓮托生だなんて、願い下げです(;´Д`)

コメント

タイトルとURLをコピーしました