最終学歴が高卒、短大・専門卒、大卒以上等、就活を切り抜ければあまり学歴や学校生活等を気にする機会や時間も減ると思います。
新入社員は、学生から社会人への切り替えだけでも一苦労。
その中でさえ過去の武勇伝をぶっ放す人は、余裕のある天才や秀才、そしてお花畑ちゃんくらいです。
ところで『学歴』だけで特別にハイパー仕事の出来が変わる訳ではない…それはその通りだと思います。
しかし反面、私自身は専門卒でありますが、やはり学歴(そして受験勉強を頑張った人)がある人は優秀だなぁと感じることがあったのも事実なんですよね。
効率よく答えを導き出す、理路整然とまとめる…しかも時間内に。
そういう受験勉強や学業で培ったものは、ビジネスシーンで必要なスキルに昇華されます。
特に事務処理ではそれは本領発揮される力だと思いました。
同じ部署で一緒に働いた先輩の中には、全国的に有名な大学(皆様が知名度順に10個挙げたとしたら必ず入っている大学)出身の方もいました。
私が新卒で入った会社は、有名大学卒ももちろんいましたが専門卒の私も採用するくらいなのであまりガチガチに学歴フィルターを掛けてはいません。
多種多様のチャンプルーの中、その女性は私の会社では相対的に高学歴の部類。
正直プレッシャーもあったと思いますが、クールにスピード感を持って仕事の出来る方で尊敬していました。
とにかく手際が良く、ミスがない仕事ぶりが眩しかったな…
ある日の昼休み。
たまたまその方と時間が合ったのでテーブルに同席していると、世間話で学歴の話が出たんですよね。
先輩「何で大学行かなかったの?」
私「うーん…行かなくても(興味があることは)趣味で出来るからいいかなぁ~って。あはは…」
そっかぁ…みたいな感じで会話はそこで終了しました。
正直、最初から私は専門学校を目指していた訳ではなく。
大学で興味のあることを学ぶのもいいかな、とは思っていました。
しかし、進路のことについて親と話すと大体察しが付くじゃないですか。
4年分の学費を出せる経済状況か、そうでないかくらいは。
もちろん、本当にその大学(学部)に興味があってその道を極めてそれでご飯を食べていくんだ!くらいの強い志があれば奨学金を借りるのが賢明だと思います。一生に一度の自分の人生に悔いは残したくないですしね。
ですが、前述のように『~学ぶのもいいかなぁ(ふわん♪)』なので、本当私は昔から中途半端なんですよね…
なので、最終的に『簿記なら色々役立つかも…?』と考え、専門学校に行った次第です。
しかし、これをクソ真面目に先輩に話しても変に気を遣われるだけなので、こんな感じで受け流しました。
嘘は全く言っていないですしね(^^;)
先輩は先輩で大学には相当思い入れがあるようですし、大学に進学しないのはどうして?と純粋に疑問に思ったんだと推察します。
それこそ楽しいことを我慢して受験勉強を頑張り、憧れの大学の合格切符を手にした気持ちは、本人にしか知り得ない多幸感。素晴らしさ。
大学進学自体も、もはや常識となりつつあるので、何ら不思議な発言ではない。
むしろ会社では私のような専門卒は少なかったので、大卒の人が大学の話をしたり高度な(?)話をしていたりすると、話の輪に入れなかった経験があります。
(わ、分からない…(;´∀`)そして、無理に話に割り込めない…)
ちょっぴり疎外感。
入社すると、普段の仕事上では学歴を気にすることはないですがこういったコミュニケーションではやはりお互い気を遣う場面は出てきますね。
私の会社ではこんな感じでしたが、逆バージョンもあることをいつからか知りました。
例えば高卒で職人気質の人が多い会社に、大卒が期待の星として入社した場合。
年功が重視される日本では、高卒が大卒に教える場面もあるでしょうから、やりにくい場面があったり、コンプレックスを刺激されたり。
孤立気味になってしまったり。
そうなるとせっかく能力の高い大卒の人が埋もれることもあったりしそう…
月並みですが、お互い学歴についてはあまり深入り、意識し過ぎないのが大事なんでしょうね。
学歴については以前もこちらで書いています。よろしかったらご一緒に。
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