『ザイム真理教』を読んだ感想!

「よくこの本を出せたなぁ!」
というのが、率直な感想でございます。

↓タイトルがインパクトの塊『ザイム真理教』


○○真理教というと、宗教の枠を自らぶっ壊しカルト教団と化した某アレを思い出す方も多いはず。
私達の国の財務省は、まさにアレに準じているような組織だなーと深く納得する内容。
ある意味、感嘆せざるを得ない。

本を書いているのがかの有名な『森永卓郎』さんだから!と妄信的になっているつもりはありませんが…

大蔵省(現財務省)の奴隷だったという自身の実体験は、何事にも代えがたいもの。
そこから得られた『ザイム真理教』の仕組み、体質、雰囲気等々の情報全てが絵空事には思えない。
例えそれが『財務省』の一部分を切り取ったものだったとしても。



…この本の出版を断った出版社がいくつもある事実。
その事実があるからこそ…真実(特定の人にとってはヤベェ内容)と言えるかもしれないな、と思ったり。

最初は…
(カルト教団になぞらえるのは、ウケ狙い?ちょっと過激的な表現なんじゃないの?)
と思ったのですが、読んだら…うーん、別に特別過激でもなかったかな。


その教義、『財政均衡主義』をそれはそれは大事に守り続けて、転落し続ける日本経済は実に滑稽…

信者は、財務省内だけじゃない。
権力ある政治家。
御しやすい日本国民。

「フフフ…バカめ!」
「国民の豊かさより、財務の健全性が何より大事なのだよ!」
「何故なら俺らは、役人だからなァ!」
「愚直にオツトメを果たす為に、お前達には犠牲になってもらうわい!」

という声が聞こえてくるような気がしました。私は。



(洗脳パワースゲー!!)
って感じです。
マジでこんなに強力なんスか?
『財務省の底力』っていう、ウェット&ねっとりな皮肉本を出版してみたいくらいだ。


~旧大蔵省時代を含めて、財務省が40年間布教を続けて

その結果が、この現状よ。

もちろん『財務省』だけが、今の日本を作ったとは言わない。
簡単に騙されたり、おバカだったりする政治家。
叩けば埃がたくさん出る(様々なスキャンダル持ち)政治家。

…そこが一番ダメだし、だらしない。

しかしながら…『ザイム真理教』の大きな影響力は絶対に看過出来ないなと、改めて思いました。

是非、『ザイム真理教』読んでみて下さいませ!

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