美容師さんと、よもやま話

ヘアカラーと言う名の純度100%の白髪染めをしに美容室へ行った時のお話。

その時担当して下さった美容師さんがお話し好きだったので、少々世間話をしました。

私「ここはヘアカラー専門ですが、カットもやろうと思えば皆様出来るんですか?」

美容師「ええ。出来る方もいらっしゃいますよ。私はちょっと出来ないんですが…」


私「そうなんですか?」


美容師「お金を頂いてお客様のカットが出来るレベルではないので…家族の髪は切りますけどね」

私「(美容師の)資格があれば出来るのかと思っていました」


美容師「そういう訳でもないんですよね」
一応学校で一通りは習うようですが、資格をゲットして卒業=即戦力ではないそうで…

最初はシャンプーから。
ひたすらシャンプーを続ける。
いかに気持ちの良いシャンプーが出来るか、研究の日々。

せっかくお高い授業料を払ってゲットした資格なのに、すぐにはお給料に直結しないってことですよね。
私は美容師になる為の専門学校事情は、全く詳しくありませんが…
少なくとも事務系とかの学校よりも授業(道具代とか)にお金が掛かりそうだな、と思う。

シャンプー…つまりは下積みのようなイメージ?
部活でいうところの球拾い的な?

そう考えると、厳しい世界なんだな。

当然のことながら、決して短くないお店の営業時間が終わってから美容師としての練習があるんだろうし(やる気がある人は)
土日は基本的に休めないだろうし…

もちろん、美容室にもよるんでしょうけどね。

とはいえ『美容師』という仕事に、誇りと愛がないと到底出来ないだろうなぁと思います。

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