前回のブログ(空き家を売却したら使える特例ってあるの?)にてあえなく税金を劇的に減らす特例は使えないことがはっきりしました。
残念ですが、使えないものは使えないので仕方ありません。
となると、次は具体的にどのように確定申告に向けて準備をしていくか?ですね。
間違わないように、余計な税金を払わないように処理しなければ!
今回参考にしたのはこちらの『図解とQ&Aでわかる 最新 空き家をめぐる法律と税金』という本になります。
疑問点をすっきりさせる為に活用させて頂きました。
不動産の譲渡所得=売却額-(取得費+譲渡費用)です。
取得費①土地…祖父が元々持っていたもの(それ以前の経緯は私にはよく分からない。つまり無料扱い?)
取得費②建物…大工さんに頼んで建ててもらったもの(結構高い)
ただ注意したいのが建物の方には『減価償却』の概念があります。
建物は年月が経つと劣化し、価値が減るからです。
この分を建物の価値から差っ引かないといけません。
この減価償却費ですが、建物の構造ごとに法定耐用年数が定められています。
↓イメージ的にはこんな?※あくまで脚色しまくったイメージです。
祖父の家は『居住用の木造』なので、33年となっていました。
その年数を超えるなら、建物購入代金等合計額の10%になります(残存価額)
超えない場合、例えば32年なら…
1年間の減価償却費×32年=○円
不動産の譲渡所得=売却額-(取得費【建物部分のみ…大工さん等に払った総額から累計の減価償却費を引いたもの】+譲渡費用【譲渡の際に掛かったもの…測量等も含む】)です。
計算して、残存価額が多いと税的には有利。
とりあえず自分なりに調べただけなので、いずれ税務署で深く突っ込んで聞きたいと思います。
ちなみに祖父の家は『長期譲渡』扱いになるので20%課税になります。
こんな感じで色々と頭の中を整理している最中です。
…確定申告、大変そうだな(;´Д`)
頑張ろう!
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