20代若者は、合理的経済リアリスト?

どうしてそう思ったかと言うと、某日ファミレスに行った時にたまたまお母さま同士の会話を聞いたからです。

お子様の就職話をしていたので、恐らく20歳前後のお子様をお持ちの方々。

○○の資格を取っておいた方が有利よ~などの意見交換を交わしていました。
ひとしきり話し終わると、やがてお子様の休日のお話に…

お母さまA「お休みの日に遊びに誘うとね、彼氏と約束があるからって断られるのよ。一緒に買い物に行きたかったのに…」

お母さまB「そうなんだ…」

(仲のいい、母娘なんだなぁ)

お母さまA「それでね、最初○○に食事に行こうってなったらしいんだけど、事情があって別のお店に変えることになってね…」

お母さまA「で、楽しかったみたいなんだけど。『支払いはどうしたの?』って聞いたら『割り勘だよ』って返信が来てね」

お母さまA「『偉いね』って返したの」

お母さまB「それが(割り勘)がいいよね」


この会話を聞いて、お母さま方は現実的な考え方をお持ちなんだなと感じました。



私の凝り固まったひと昔前のイメージだと


『彼氏に奢って(頼って)貰えばいいよ』

とか一般的な女の子の親は言うのかなと思っていました。(私の親は除外)



何というか、本当イメージでしかないんですけど、男女問わず年輩の人って


『金は男に頼りな』


という思想をお持ちの方が多い気がしていました。



でも考えてみたら、現在20代くらいの若い子の親っていうのは、氷河期世代の方も多くいらっしゃるんですよね…

それを考えたら『なるほどなぁ』と納得してしまう…


氷河期世代の人は、就職難に晒され、非正規になった方も多いです。
正社員になったとしても、就職難の時期に採用された為、相当キツい思いでお仕事をされてきた方もいらっしゃるでしょう。
(何、このムチャ振り仕事…でも、やっと就職出来たんだから…我慢しなきゃ)と。
それこそ、私が分かった風に語れないくらいに…

どちらにせよ、言い方を過激にすれば『地獄』を見させられた世代と言えると思います。


なので、変な夢も幻想も見ない、現実的な方が多いように感じます。

それは、お子様への教育にも反映されますよね。

国は守ってくれない。学歴のレールに乗ったとしても。

国は応援してくれない。どんなに望まぬ仕事をしていたとしても。

だから、お嬢様には、男性に依存するような価値観にならないように、少し諭しているのかな…

現在20代くらいの若い子は良い意味で現実的で、堅実な性格の方が多いのかも…?(もちろん、それは個々人によって違いますが)
お父さんとお母さんの背中は雄弁に世の中の真実を語ります…

なーんて、外野がガヤガヤ語ってみました。


ここまでお付き合い頂きましてありがとうございました!


コメント

  1. deds より:

    氷河期の人はバブルの金持ちからむしってやろうと思うのかと思ったらそうではないんだ。
    苦しんだ人は相手の気持ちもわかるということか

  2. ある より:

    もちろん仕返し(色んな意味で)するぞ~という方もいらっしゃると思います(^^;)
    しかし、私の主観ですが氷河期世代の方は部下(必然的に自分の子供世代も)の身を案じてくれる方も多くいらっしゃると感じます。自分の若い頃を重ねて…

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