「ほめてくれる方へ行きたい」人間だもの

その昔、ネットの海を漂流していたら心に残る言葉を見かけました。



それは作者の実体験のショート漫画で、朧気な記憶なので台詞が一字一句同じ訳ではないのですが

「ほめてくれる方へ行こうよ」(このような趣旨)

という作者が当時勤めていた会社の先輩の言葉が胸に刺さりました。

この作者は、漫画やイラストを描くのが好きですが、それは置いておいて実際は会社勤めを選択しました。


運悪く底意地の悪い変な上司に、当選…

辛くあたられ、ぶつかられ、日々我慢の連続で疲弊。


そんな中、作者は会社の先輩女性へ自分の胸の内を話します。
自分が大好きな趣味、それを応援してくれているファンがいること等、彼女にとって心地良い時間、居場所を。
一方、職場の上司との劣悪な人間関係も…

そんな中、上記に書いたような言葉を先輩は彼女にプレゼントしたのです。

既に作者の心が、この会社にあらず…と判断してからの言葉かは本人しか分からないですが、結果的に作者は退職し、漫画・イラスト関連の仕事へシフトします。

『もう少し頑張ろうよ』


『私も辛いよ、でもさ…』

(それでも、皆我慢して仕事してるんだよ。それがオトナってもんでしょ?それが生きるってことでしょー?)

と言う自分中心の言葉ではなくて、ダウン気味の本人(作者)に寄り添った言葉だなと思います。
そして、なかなか先輩の立場では言えないですよね。
だからこそ、心に深く残りました。

自分が必要とされているかどうかだけではなく、自分がその仕事をやることでほめてくれる(喜んでくれる)ところへ行くというのは、やはり理想的ですよね(^.^)

自身が会社の戦力に仮になっていたとしても、普段一切労いもほめてもくれず…
このノルマが達成出来たら、次はコレね(ホイッ)
あ、それも出来たらコレもよろ☆
…出来なかったら、ま、分かるよね?

みたいな人生ってやっぱり私なら辛い…( ;∀;)

もちろん、そういう環境の方がやる気も張り合いもある方もいて、それでバリッバリに出世するのが好きだったり、全然大丈夫な方もいらっしゃるでしょう。

『生きている実感』(弱肉強食)というのでしょうか、そういうのを見出す方もいるかと思います。

しかし、世の中全てそういうタイプではないです。
でも、会社は同じ方向へ皆を向かせようとします(組織なので当たり前ですが)

…何が幸せかは、結局のところ人によって違うなぁ…と改めて思った私です。

まとまりませんが、読んで頂きありがとうございました!

コメント

  1. deds より:

    ほめてもらえなくても自分がいいと思った方へ行くのが正解なんじゃないか?

  2. ある より:

    自分が行きたい方へ行くのが一番ですよね。自分自身が納得した道ならきっとそれは…
    ただ、人が持っている自己承認欲求的なものがきっと大勢を苦しめている…のかも(;´・ω・)

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